俺にはブルーズを歌う権利なんかない

どこにも所属を持たず仕事/勉強/読書を続けています。2008年、音楽についてメモ代わりに書くためにこのブログを始めました。

ドクター・ジョン『テレヴィジョン』

これ悪くないのになあ…

ドクター・ジョンテレヴィジョン』(1994年)

日本のアマゾンにはカスタマーレヴューがなくて、アマゾン・コムのほうを見ると、星2つをつけてる人がいるんですね。いわく「ファンクがフラットでどうたらこうたら」。そうなのかなあ。僕には十分エグ味のあるファンク・アルバムなんだけどなあ。94年作品ですが、日本盤ライナーノーツでピーター・バラカンさんが「一枚のアルバムでこれだけマック・レベナック作の曲が聴けるなんて十数年ぶりのことだ」と、このアルバムでのソングライティングのよさを賞賛しています(もちろんマック・レベナックはドクター・ジョンの本名です)。

このアルバムと同時期に以下の本が出ているようですね。

ドクター・ジョン、ジャック・ルメル『フードゥー・ムーンの下で』(ブルース・インターアクションズ、1994年)

読みたいな、と思ってアマゾンを検索すると、マーケットプレイスで何と5万円を越える高値が。どういう仕組みになっているのかわかりませんが、これはさすがに手が出ませんよ。

でもね、以下の本があれば米国南部の気分が十分味わえます。

青山南『南の話』、毎日新聞社、2001年

ドクター・ジョンを聴いて、青山南さんの本読んで、いっぺん行ってみたかったなあニューオーリンズ、なんて思いながら、この週末も終わるのでした。