俺にはブルーズを歌う権利なんかない

どこにも所属を持たず仕事/勉強/読書を続けています。2008年、音楽についてメモ代わりに書くためにこのブログを始めました。

2010-12-01から1ヶ月間の記事一覧

ジョン・ケージ「4分33秒」

ウォークマンで好きな音楽を聴いているうちに、ふと眠気に襲われてウトウトしてしまう。はっと目覚めると音楽は終わっていて無音状態のテープが回っている。しかしそれは本当の無音ではなくて、屋外の風の音、こずえがそよぐ音などが自然に耳に入ってくる。…

坂本九「九ちゃん音頭」

2010年の暮れのNHKハイビジョンは「BSベスト・オブ・ベスト」と銘打って、過去の番組を大量に再放送しています。 今日はNHKとBBCの共同制作のドキュメンタリー『ナオキ』(ショーン・マカリスター監督、2009年)が流れていて、思わず見入ってしま…

あなんじゅぱす「ベースボールの歌」

仏和辞典なんかふだん使いませんが(だってフランス語出来ないもん)、ひっぱり出してひいてみました。 Un ange passe.天使が通った(会話の最中、何となく気まずい沈黙が生じたときに言う言葉) な~るほど。「あなんじゅぱす」ってそういう意味だったので…

愛が生まれた日

2010年の暮れの芸能ニュースは、ダンディなジャーナリストをめぐる2人の女性タレントの確執というニュースで持ちきり、とメモ代わりに記しておきます。ニュースの中では、「いつからそういう仲になったのか」と芸能リポーターさんたちが食い下がって質問して…

監獄ロック

「変化和音でスタビーも極端に走った」 「賛成。ブルーベックも不協和音が鼻につく」 「レニーの最新盤ときたら宇宙外だよ」 「でもいつかディキシーに回帰する。無調性はジャズの移行相に過ぎないわ。どうお考え?」 恋人に連れられていったパーティでこう…

湯原昌幸「柚子」

今年の冬至は12月22日でしたね。老母が知人のところでゆずをいただいてきました。「ゆず湯にして温まりなさいよ」と言われてもらってきたものですが、とても新鮮でおいしそうだったので、開きニシンを焼いて、このゆずを絞ってふりかけました。居酒屋さんで…

ストラヴィンスキーも聴かなければならない

12,3年ほど前、クラシックや現代音楽を一通り聴いて理解したいと強く思ったことがありました。 今となっては夢の残骸のようなものですが、そのとき買ったCDガイドのたぐいが今でも手許にあります。そのうちの一冊。 『クラシックの聴き方が変わる本 テ…

伊福部昭が呼んでいる

先日、ゴミを処理した際、むかし録り溜めしたVHSのヴィデオを大量に捨てました。が、そのあと、失敗したな、まだ使うものがたくさんあったな、と後悔しています。 なかには、作曲家、伊福部昭(いふくべ あきら)の生涯をドラマ化したのがあったはず。主…

非俗楽の誘惑

実は若いころ(高校時代)、あまり読書をしませんでした。 小学校高学年から中学二年ぐらいにかけてかなり読書したのは確かですが、ドストエフスキー『地下室の手記』と太宰治の『ダス・ゲマイネ』だったか『虚構の彷徨』だったかを読んでそれらをつなげ、さ…