俺にはブルーズを歌う権利なんかない

どこにも所属を持たず仕事/勉強/読書を続けています。2008年、音楽についてメモ代わりに書くためにこのブログを始めました。

岩尾別旅情

 


岩尾別旅情:歌声喫茶バラライカ 2011.9 - YouTube

 東北の某県庁所在地。二度目の学生生活。と、ずいぶん「大学」というものについて書いてきましたが、今の大学がかつて自分が学んだころとはすっかり様変わりしているだろうことは、もちろん知っています。そしてそれを言うなら、ぼくが学んでいたころだって、ぼくのような毛色の変わった学生の存在をいぶかしく・苦々しく思う先生方がいたこともなんとなくわかります。そこが研究者を多数輩出するような有名大学ではなく、単位をとらせ、学生を「大人」にして卒業・就職させるのを主要な仕事にしているという点では、昔のほうがむしろ露骨だったかも。

 ただ、何というんだろうか、どんな大学でも、こちらの態度次第ではちゃんと「学問所」の相貌を見せてくれます。よき先生と仲間、そして図書館があれば、どこだってそこは大学です。みなより一年早くそこを去ったため卒業できなかった(ゆえに卒業アルバムもなく同窓会組織にも入れてもらえない)にもかかわらず、ひとり勝手にそこを母校と思い定め、心の支えにしています。

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 帰ってきて、オーウェルを読んだ後、コナン・ドイル『四人の署名』を。これもあの頃古本屋で買って、200円の値札が貼りっぱなし。ひらがなで「ぼ」とスタンプが押してあるのは何の意味なんだろうか。前の持ち主が熱心に辞書を引いて赤鉛筆で書き込みしてありますが、気にしない気にしない。やっぱり植民地があっての推理小説の成立なのか、と思わせる内容。植民地、蓄財、裏切りなどが絡みあい、さいごはテムズ川での大捕り物となる…

 それを読み終わって『恐怖の谷』を今途中まで読んでいますが、これもアメリカから渡ってきた男が殺される話。あのときたしかそれら二冊と『緋色の研究』と、三冊まとめて買ったはずで、いつか読もうと捨てずにあったもの。今がいい頃合いと読んでいますが、まあドイルなんて本来の仕事/勉強と直接関係ないことは確かですね。SFなどとどこかでつながってくれば面白いですが。植民地とかアメリカとかが絡むので、やはり北海道=半外国在住者としての視点から読む、という感じかな。

 

The Sign of Four (Penguin Classics)

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四つの署名 (新潮文庫)

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四つの署名 新訳シャーロック・ホームズ全集 (光文社文庫)

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