俺にはブルーズを歌う権利なんかない

どこにも所属を持たず仕事/勉強/読書を続けています。2008年、音楽についてメモ代わりに書くためにこのブログを始めました。

トミー・フェブラリー「Bloomin'!」

2月も半分過ぎちゃいましたね。というかもうすぐ月末が来ちゃうじゃないですか。

2月って好きなんですよ。冬が半ばを過ぎて、もう少し我慢してれば雪解けの季節がくるっていう、この時期。いつの年でしたか、FMからさかんにこの曲が流れていたことがありました。その名もトミー・フェブラリー、曲は「Bloomin'!」。今年、正月休みから帰ってきて、無性に聴きたくなってアマゾンで検索、完全な投げ売り状態の中古CDを注文。ほぼ送料だけで送られてきました。02年2月6日発売というから、なつかしい、というほど昔でもないし、いささか中途半端な古さで、みんな忘れてるでしょうか。今年の2月はこの曲を聴きながら過ごそう、そう思ったのですが、届いて一回聴いた後、どこへ置いたのかわからなくなってしまいました。

で、つい先ほどです。いつもストーンズの『ラヴ・ユー・ライヴ』が置きっぱなしになっているところに見慣れないCD。裏面だけ見えていて「あれっ?」と思って手にとって裏返したらトミー・フェブラリーでした。

要は整理が悪いだけなんですが、思いがけないところから本やCDが出てきたときの「心地よいショック」ってありますよね。ここにあったのか、っていう。

まだ2月が10日ほど残ってます。これから聴いても遅くないですね。パソコンの中で静かに鳴っています。シンセドラムが鳴り、電子楽器がきらめき、トミフェブが歌います。Bloomin' flowers flow to me, so darling, you're my destiny、ためいきをひとつ、my lips say "I love you." 子供だましのポップ曲?この他愛なさを、僕は愛します。