俺にはブルーズを歌う権利なんかない

どこにも所属を持たず仕事/勉強/読書を続けています。2008年、音楽についてメモ代わりに書くためにこのブログを始めました。

中原めいこ『鏡の中のアクトレス』

帽子、ネクタイ、靴、傘…必要なものを買ったら財布がすっからかん。それでも、帰りに古本屋さんに寄りました。中古CDの棚にいつのまにか「ジャンクCD」コーナーが出来ています。キズ、レンタル落ち、状態はさまざまなので返品はご容赦願います、とあります。あっ、中原めいこがある。むかし持ってた『鏡の中のアクトレス』(1988年)。200円。ちょっと迷いました。キズがあれば間違いなくゴミ箱行き。いったん棚にもどして店を出て、それから思い直して再び店の中へ。購入しました。

中原めいこは僕にとっては、もっとも80年代らしい女性歌手です。「君たちキウィ・パパイヤ・マンゴーだね」だけが突出して知られている感がありますが、いい曲をたくさん自分で書いて歌っていた、本当に僕の大好きな歌手の一人です。むかしの話で大変申し訳ないですが、文化放送「ミスDJリクエストパレード」で「今夜だけDanceDanceDance」がガンガン流れていた頃からのファンだもん。ただ、アルバムは全部は持ってませんでした。何枚かのシングルが実家の押入れで眠っています。今では『ツイン・ベスト』というのを飽きずに何度も聴いています。iTunesでアルバムは全部(たぶん)揃うのですが、あの、きれいなジャケットがついてないと、なんだか購買意欲がそそられないというか…

今回、一回棚にもどしてまた思い直して購入したのも、ジャケ写の中原めいこさんのソバージュ・ヘア姿が懐かしかったから。幸い音飛びもなく懐かしく聴くことができました。