俺にはブルーズを歌う権利なんかない

どこにも所属を持たず仕事/勉強/読書を続けています。2008年、音楽についてメモ代わりに書くためにこのブログを始めました。

ジョー・スタッフォード「霧のロンドン・ブリッジ」

昨日はひどい天気でしたが、根性を出して仕事に行きました。職場の売店にお茶を買いに行ったら、FMラジオからクラッシュ「ロンドン・コーリング」が流れてた。懐かしいですが、高校時代の頃のことを思い出すと、丸顔に眼鏡に学ランで、パンクの扮装などしたくても出来ない僕は、残念ながらあんまりクラッシュからは学ぶことはなかったかな…と思います。

当時、僕が聞いた曲で懐かしいのはこれ。同じロンドンを歌った歌でもクラッシュとはずいぶん違います。

ジョー・スタッフォード「霧のロンドン・ブリッジ」

出だしの「ババーバババーババーババーバー」というコーラスから実にムード満点。仲のよかった友達に聴かせると「こういうの好きなの?」と大笑いしていました。もちろん、パンクロックとは何の関係もない50年代のポップ曲ですが、すでに当時、パンクらしくない音楽を聴くことが真のパンクだという機運は田舎の高校生にもありまして、クラッシュだセックスピストルズだで盛り上がっているさなかにこんな曲聞くのが態度としてはパンクだったんですね。どんな曲かって?以下のサイトでさわりが聴けます。

http://www.upopvocal.com/onlondonb.html

iTunesで買えるんですね、これ。今僕のレッツノートのなかで鳴っています。懐かしい。