俺にはブルーズを歌う権利なんかない

どこにも所属を持たず仕事/勉強/読書を続けています。2008年、音楽についてメモ代わりに書くためにこのブログを始めました。

ドリー・パートン「悲しき天使」

まあ誰に言われるまでもなく僕はもういいおじさんなんですが、ときおりそれがどうしようもない実感として迫ってくるときがあるんですよね。たとえば、こないだ自分の本棚を眺めていて、マドンナとジャネット・ジャクソンドリー・パートンのDVDが3枚並んでるのに気づいたときは、もーこのおっさんどうしようもねえなあ…と思いました。

先日、土曜の朝、NHK-FM『世界の快適音楽セレクション』を聴いていたとき、ドリー・パートン「Those Were the Days」が流れました。ご存知、メリー・ホプキンの大ヒット曲「悲しき天使」のカバーですね。この番組、以前は毎回録音していたんですが、放送時間が変わったり、僕自身が忙しかったりで、それもしていませんでした。でも、この曲はもう一度聴きたいので、CDを探して注文しているところです。歌詞の内容が、あれは、酒とダンスと革命の日々を懐かしむという内容なんですよね。ドリー・パートンのヴァージョンは重くなりすぎず軽快で、なおかつブルージー、もう一度聴いてみたいなと思います。

僕は音楽のファンとしてはきわめておとなしいほうですので、良質な音楽番組の録音があれば、それでけっこう趣味が満足して、CDにお金を浪費せずに平和に暮らせたりするんですね。NHK-FMの土曜なんかほんとうにいい番組が流れてます。でも、金曜の夜、遅くまで起きている身としては、ピーター・バラカンさんの「ウィークエンド・サンシャイン」も、ゴンチチさんの「世界の快適音楽セレクション」も、朝早すぎて、非常につらいです。あ、そうか、タイマー予約という手があったか…