俺にはブルーズを歌う権利なんかない

どこにも所属を持たず仕事/勉強/読書を続けています。2008年、音楽についてメモ代わりに書くためにこのブログを始めました。

うっかりしてた

いや~会議が長かった。疲れた。で、うっかりしてました。何が?

僕は、明日、仕事が休みなんですよね。それを忘れてた。我ながらこれは間抜けだ。

で、急に解放感が沸いてきました。朝寝して、そのあとCDでも整理しましょう。今日書くはずだった記事は明日にしてもいいか。

エレファント・カシマシについて以前書きましたが、『浮世の夢』のほかにもう一枚持っていました。『東京の空』(1994年発売、もうそんなに経つんだ)。渋谷陽一さんが絶賛のライナー・ノーツを寄せてます。いわく

「さて、この最新作は、ようやくエレカシがそのポップなアウトプットのスタイルを確立し、我々ファンが長い歯がゆさから解放された記念すべき作品である」

なるほど…アルバム・タイトルにもなっている「東京の空」は12分37秒という大作。近藤等則のトランペットが入って、なかなかの緊張感です。

ただ、こうしてゆっくり聴いてみると、「誰かのささやき」という、カントリー調のゆるめの曲が味わい深く聞けます。ちょっと力を抜いたこの曲、このヴォーカリストのもつ素直な伸びやかさがよく出てると思うんですが。稀代のヴォーカリスト宮本浩次の、澄んだ真水のような純粋さ。んあ、「涙」という曲も沁みる、酒が進む。「極楽大将生活賛歌」から「男餓鬼道空っ風」へ、ここまで来ると、異議なし。これずっと聴いてなかった。御免、参りました。うっかりしてた。まあいいや、ゆっくり聴こう。