俺にはブルーズを歌う権利なんかない

どこにも所属を持たず仕事/勉強/読書を続けています。2008年、音楽についてメモ代わりに書くためにこのブログを始めました。

エラ・フィッツジェラルド『ミスティ』

これ、どこで買ったか憶えてないなあ。中古で買った、そして1000円くらいだったはず。でもって例によってずっと聴いてなかったんですね。昨年の秋、ふとカーステレオでかけたところが、いいんだこれが。1ヶ月以上車の中で聴き続けました。

エラ・フィッツジェラルドポール・スミス『ミスティ』

1960年4月14日、19日、LAにて録音。

ポール・スミスのピアノだけをバックにエラが歌っています。情感と節度が絶妙に均衡したヴォーカル・アルバム。っていうか、これ誰もが知ってる大名盤なんですってね。原題は「エラ・フィッツジェラルドが『俺の墓を立てるな』のサウンド・トラックからの曲を歌う」となっていて、そういやあ、昔々、相倉久人さんの本で読んだ気が…(って何十年前だそりゃ)

一曲目が「ブラック・コーヒー」なので、昨日は、無糖の缶コーヒーを買ってきて、ヘッドホンをかけて、目をつぶって聴いてました。ブルージーです。至福です。