俺にはブルーズを歌う権利なんかない

どこにも所属を持たず仕事/勉強/読書を続けています。2008年、音楽についてメモ代わりに書くためにこのブログを始めました。

黛ジュン「フジヤマ・ママ」

引き続き黛ジュン。こんな曲も歌ってますね。ロカビリー歌手、ワンダ・ジャクソンの曲のカヴァー「フジヤマ・ママ」。しっかし、洒落にならない歌詞ですな。「あたしゃナガサキにも行った。ヒロシマもあたし。おんなじことアンタにしてあげてもいいわよ」って。これが日本のチャートで一位になったって言うんですけど、大丈夫ですか。

黛ジュンさんの洋楽カヴァーが素晴らしいのは、英語の発音がきれいなんですね。上述の歌詞でも、Hiroshimaのroの部分が、口蓋に舌が接しない英語のrの発音にちゃんとなってます。「パンチの効いた」という形容を何度も使いたくはないですが、このエグ味のある声、素晴らしいです。これ、ミニスカに短髪のジュンさんが腰を振りながら歌ってたと思うと、興奮しますねえ。カッコいいなあ。

聴きこむほどに味が出ます、黛ジュンさんの二枚組ベスト。楽しい週末でした。