俺にはブルーズを歌う権利なんかない

どこにも所属を持たず仕事/勉強/読書を続けています。2008年、音楽についてメモ代わりに書くためにこのブログを始めました。

灰色の瞳

4月26日土曜日は仕事でした。若い人たちと屋外での作業。晴れてまずまずの天候でした。

うちに帰って来てTVのニュースを見たら「ゴールデンウィークの初日の今日…」だとか。ああ、そうか、もう連休が始まっているんだ。今年はなんだか日の並びが悪く、あんまり大型連休という感じがしませんね。おまけに土曜が仕事だったり、休みの合い間の平日がまた過密スケジュールだったり。

で、これが届いていました。

椎名林檎『第一回林檎班大会の模様』

DVDです。斉藤ネコさん指揮のマタタビ・オーケストラとの共演は見ごたえ十分。フル・オーケストラをバックに歌われる「歌舞伎町の女王」、なかなか悪くないです。

でも、お目当ては長谷川きよしとの共演だったんですよ。あの「灰色の瞳」を長谷川きよしさんと椎名林檎さんとが歌ってくれるのですから、観ないわけにはいきません。長谷川きよしさんの娘さんがフルートで伴奏をつけています。これは素晴らしい。

オリジナルは、加藤登紀子フォルクローレに日本語詞をつけ、同じ長谷川きよしと歌った1974年のヒット曲。林檎さん、お登紀さんに負けない貫禄と雰囲気です。こういうのを聴くと、僕にとっての椎名林檎さんって、形を変えて生きる70年代なんだな、と思います。