「アキラのホイホイ節」
泊りがけの仕事を終えて帰宅した12日の土曜。疲れましたよ。無事に済んでよかったですよ。一杯やって早く寝ますよ。そういう日に限ってテレビが面白いんだなあ。NHK-BSの「日めくりタイムトラベル」は昭和34年(1959年)の特集。途中、三上寛がギターを提げて出てきて、小林旭について熱く語っていました。そのときバックにかかっていたのが「アキラのホイホイ節」。小林旭の魅力はいろんな切り口から語ることが出来ますが、その一つは歌詞のわけのわからなさでしょう。この曲はわけのわからなさの極致。「ホーイホイ、ホイホイ、ホイのホイ、ホーイホイホイ、ホイのホイなんだ」ってどうゆう論理ですか。これをアキラの甲高い声があくまでもまじめに歌いあげます。
俺が死んだら天国で
雲の野郎をかき集め
妬かすアベック見つけたら
ドラムたたいて雨降らす
石原裕次郎「嵐を呼ぶ男」の歌詞との顕著な間テクスト性。バックのビブラフォンがまたいい味を出しています。
番組では映画『南国土佐をあとにして』が紹介されていましたが、かっこいいねえ、昭和30年代のアキラ。陣内孝則がどれほどこの時代のアキラに憧れたことでしょうか。
この曲、iTunesStoreで買えます。やはり便利です。