なぜか二枚持ってるCD
本ならわかるんです、同じ本二冊持ってるとか三冊持ってるとか。千野栄一『外国語上達法』なんか古本屋で見るたび「あ、買おう」というかんじで買ってましたからね。若い人と仲良くなったとき「これを読め!」と進呈するためについ買ってしまうんです。で、まあCDならそれはないだろうと思ってた。でもこれだけ増えてしまうと、あるんですよね、二枚持ってるCD。
ジョン・コルトレーン『バラード』
これはなんとなくわかる、という人もいるでしょう。『バラード』ひさびさ聴こう、と思ったら、ないんですよね、いくら探しても。面倒だから買いに行ったさ。でCDプレイヤーに入れて聴いてた。そしたら、出てきた。床に平積みにしていたCDの一番下にありました。どおりで、ジャズの棚をさがしてもないはずです。まあいいや、一枚車に積んどこう。
喜納昌吉&チャンプルーズ『Blood LIne』
名盤ですね~。一曲目「じんじん」でライ・クーダーが本気出してスライドギターを弾いているのが印象的。愛聴盤だったのよ。が、あるとき、CDプレイヤーが故障して、中からこれが出てこなくなりました。これは修理だ!と思ったとき僕が一番最初にやったのは、このCDをもう一枚注文することでした。修理に出す前に、さかさまにしたらふたがあいて出てきましたけどね。
小島麻由美『me and my monkey on the moon』
あれ、小島麻由美どこだろう?ずいぶん探したんですよ。部屋中探した。で、結局出てこなくて買いました。あるとき、実家に帰ったら、老母が「これ、ゴミの中にあったのよ」とこのCDを。車の中のゴミを捨てるとき紛れ込んだらしいです。なるほど部屋を探してもないはずだ。
ほかにもまだあるような気がしますが、気づいたらまた書きましょう。