忘れじの京都
I use the word artist, not meaning to attach any measure of value to what he produces, but merely to signify someone who is occupied with the arts. I wish i could find a better word. Creator is pretentious and seems to make a claim to originality that can seldom be justified. Craftsman is not enough. A carpenter is a craftsman, and he may be in the narrower sense an artist, he has not as a rule the freedom of action which the most incompetent scribbler, the poorest dauber, possesses.
The Summing Up (Vintage Classics)
- 作者: W. Somerset Maugham
- 出版社/メーカー: Vintage Classics
- 発売日: 2001/05/30
- メディア: ペーパーバック
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- 作者: モーム,W.Somerset Maugham,行方昭夫
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2007/02/16
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サミングアップ―しめくくり (英米作家対訳双書 (805))
- 作者: W.S.Maugham,朱牟田夏雄,サマセット・モーム
- 出版社/メーカー: 金星堂
- 発売日: 1956/11
- メディア: 単行本
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京都へ行った話。記憶が鮮明なうちにもう少し。
無事帰っては来たが、いろいろ失敗もあった。研究会でプロジェクターにパソコン画面を映せなかったこともそうだし、ほかにもひやりとすることがあった。
帰りの日は、朝早く起きて、チェックアウトはまだしないが、7時すぎごろすぐそばの京都駅へ行って、10:30の関西空港行き「はるか」の指定席をとった。で、10時にチェックアウトすればよいのだが、もう落ちつかず、9:20頃チェックアウト。駅へ着いて、改札を早々にくぐってしまう。
そのとき、電光掲示板で「はるか」の出発ホームを確認した。確認したつもりだった。8番。そうか、ならこっち側だ。そこにカフェがあったので、入ってアイスコーヒーを注文し、席へ坐って時間をつぶす。モームの『サミング・アップ』。ペイパーバックを出発のときリュックに放り込んどいた。すいすい読めて、奔馬にまたがって大草原を疾駆するかのようだ。
しかしなんか、変な予感がする。で、10:15くらいにカフェを出て、その8番ホームの電光掲示板を見るが、10:30の「はるか」など表示されていない。奈良行きか何かの電車が出るホームだ。あわてて改札口方面へ戻り、「はるか」はどこか見回すと、ぜんぜん逆側の30番というホームだ。
あわてて速足で人をかき分けるように30番へ向かう。まあ、楽々間に合って、売店でお茶を買う余裕もあったが、自分の粗忽に冷や汗が出た。なぜ8番などと勘違いしたのか。見間違えだとしか言いようがないが、カフェを早く出てよかった。
続きは明日書こう。
モームだが、今こうして引用してみると、「彼は持っていない」という文で助動詞doesを使わず、He has notとあるのに気づく。こういう点が、こないだ読んだ『英語の歴史』に書いてあったことと一致していて面白い。