ナイトナイトジョッキー~ラテン語の素養についてのないものねだり
impromptu ▶ adjective&adverb done without being planned or rehearsed ▶noun (pl. impromptus) a short piece of instrumental music, especially a solo, that is reminiscent of an inprovisation.
- 作者: Angus Stevenson
- 出版社/メーカー: Oxford University Press, USA
- 発売日: 2010/08/01
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オンラインのほうも引いておこう。
impromptu adverb without previous study, preparation
or consideration: on the spur of the moment : extemporaneously
これは「即興で、アドリブで」、あるいはぶっつけで、という副詞としてよく見るのだけれど、ロシア語のэкспромт「即興演説、即興詩、即興曲」という名詞を見かけて、おやっと思った。接頭辞がim でなくexだからまるで逆、と思ったら、意味は同じなんだ。
ぼくはラテン語がわからないのでどうにも割り切れない。このロシア語の名詞のほうはラテン語の「expromptus 出来合いの」から来ているという。で、英語の方もフランス語、ラテン語のin promptu 'in readiness'から来ているというのだが。英語には*expromptuなどという語はないようだ。
ヒマをこいてる場合ではないのだが、一日6時間書きものや調べものにかかりきり、というのはできないので、1~2時間のサイクルで、語学徒(外国語の総復習)と、本来なすべきしごと(とひらがなにしておく。お金にはならないからね)を回している。こごえるような寒さだが、気分は暗くない。
電子辞書、新しいのは調子いいが、リュックに無造作に入れておくのがちょっと怖い。案外ぶつけるのだ。専用ケースを買った方がいいような気もするが、数千円がばかにならない。
相変わらず、失われた時間がどこかに見つからないかと、ネットの中をさまようことがある。もちろんそんなものはないのだが、1980年のTBSラジオなどというものが見つかるのは、はっとする。たしか加藤タキさんの番組でいい曲がテーマに使われていたのだが、これではないな。三木敏悟がジャズのレコーディングについてしゃべっていて、impromptuが多少関係する、とこじつけておく。松本英彦、懐かしすぎる。