ブギウギ夜行列車
三月、四月ごろから図書館通いをしたほかに、新古本屋で読み捨て用の新書を大量に買っては読んでいた。
あの時期、この夏への期待でいっぱいだったが、そんなに成果も出ぬまま、かんじんの学会参加の手続きでポカをやったり、どうも思い通りにいかない。おまけに北海道はいつにない大雨被害が出て、なんというか、こんな形で秋が来るとは思わなかった。例年だともう、冬ごもりを考え始めるころ。
昨日は一五度くらいしかなかったが、やせがまんして窓を開け、本を読んでいた。今日は二〇度前後まで行っただろうか。本州のほうはまだ二五度くらいだろう。夏の長さがうらやましい。
以下の本、そのうち何か拾っておく。原書、できるならソ連時代のサミズダートの現物が見たいのだが、どうしたものか。エロフェーエフは二人いて、九〇年代、なにせ読んでないから、この二人の区別がつかなくて困った。以下の本を書いているのはヴィクトルではなく、ヴェネディクトのほう。いつかロシア人のアテンドをやったときも、ぜひ読んでみたらいいと勧められた。
パソコンに頼り切りの勉強法にも限界を感ずる。大学ノートの四冊パックを二つ買ってきた。学会報告のほうも終わっていないのに、それを脇に置いてこんな本。猛烈に勉強がしたい。
- 作者: ヴェネディクトエロフェーエフ,安岡治子
- 出版社/メーカー: 国書刊行会
- 発売日: 1996/11
- メディア: 単行本
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