2015-12-30 一高寮歌 全共闘の頃、学生に「アッツ島玉砕の歌」といったら、「俺知ってる、それ」と、一高寮歌を歌い出した。〽嗚呼ギョクサイに花うけて、「海往かば」は、〽海は広いな大きいな、だった。 妄想老人日記 (中公文庫) 作者: 野坂昭如 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2010/03 メディア: 文庫 クリック: 5回 この商品を含むブログ (6件) を見る ぼくは寮歌は歌わない。寮にはいたけどね。寮の文化というのも、同調圧力が半端ではなく、協調性に自信のない少数者にはきついものがあった。外部者が考えるよりずっと殺伐としていたと、そう思うんだが、もう昔のことで、思い出せないことも多い。談話室の本棚においてきた外山恒一『さよならブルーハーツ』は、もうないだろうな。 嗚呼玉杯に花受けて(一高寮歌) 伊藤久男