どうしてこんなに悲しいんだろう
The real world was far away, far away where there are palm trees and birch firewood.
It was almost beyond imagination.
From there arrived once, in a grey suit and with large sitcases, the pale-haired Wells and his son.
It was still fall.
They stayed with Gorky. The son danced a sort of wild jig jingling keys. The father talked about what was going on in England.
The son strolled around town and noticed things that we did not see. He asked:"Where do flowers come from?"[Italics are mine]
社会性、ということについて。
ぼくはほんの何本かしか論文って書かなかったんだけどさ、やっぱ、人と違うわ、みたいなこと言われたときは、やった、と思ったよね。流行りだから書くとか、最新のトピックだから書く、というなら、ぼくなんかじゃなくても、もっとうまく書ける人がいくらでもいるわけでさ。つまり、自分でいうことじゃないんだけど、あいつやっぱ変わってる、ということだと思うんだ。でもこれは、一歩間違えば、社会的に締め出しを食うわけでさ。
ある人にだけ何か見える、という考え方は、非科学的でよろしくない、と忠告を受けることがあったな。でもさ、シクロフスキーが言ってた「オストラニェーニエ」(異化/非日常化)ってあるじゃないですか。あれって、みんなにおんなじものが見えなきゃ科学的じゃない、というのとは違うと思うんだけど、どうなんだろう。よそから来た人が、新鮮なまなざしで、なにか意外なものを見て取る、って、上の一節もそういうことでしょ。
うん、フォルマリズム研究も様変わりしたらしいから、そういうのをちゃんと知りたいなあ。
どうしてこんなに悲しいんだろう 滝川クリステル - YouTube