俺にはブルーズを歌う権利なんかない

どこにも所属を持たず仕事/勉強/読書を続けています。2008年、音楽についてメモ代わりに書くためにこのブログを始めました。

坊がつる賛歌

 


くじゅう平治岳のミヤマキリシマ 「坊がつる賛歌」にのせて - YouTube

 今日は陽光が強く、春を感じますね。昨日、家のそばのだらだら坂を降りて買い物に行きましたが、道のまんなかはアスファルトがずっと出ていて、アイスバーンに足をとられずに下まで降りていけました。

 スポーツが全く駄目な自分。しかし二度目の学生時代、それなりにカロリー消費が高かったのは、とにかく歩いたから。自転車も持たず、バス、あるいは地下鉄もなるべく乗らず、ひたすら毎日歩いていました。就職して一番よくなかったことの一つは、クルマに乗るようになって、歩かなくなったこと。田舎ってクルマ社会で、歩かないんですよね。

 ただ、そうやって環境のせいにして、意識的に身体を動かすことをしないのが一番よくないんでしょうね。クルマ社会で身体を動かす機会がないなら、通勤に車を使わず、歩けばよい。大そうな距離でしたが、歩いて歩けないことはなかったのだから。

 「登山をしろ!」などと説教されたこともありましたが、そうやって、強いられるのが何より苦手なので、そうだ登山をしよう、などとは思わなかったですね。

 ただ、「登山」というから身構えてしまうのであって、天気の心配のない範囲で野山を歩く、というのならこれからでもやっていいと思っています。登山は登山で、のめり込めば面白そうで、クラシック音楽と登山を愛する、そんな先輩もかつていたんですね。その先輩からフルトヴェングラーのLPをもらったことを憶えています。

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 街歩き、あの頃なんであんなに楽しかったのかというと、ぼくの場合は古本屋。のちに懐かしくなって訪ねて行ったとき、街歩きのコース沿いにあった古本の店がことごとくなくなっているのを知りました。あのころ大学近くの古本屋で200円で買ったコナン・ドイル『緋色の研究』のペーパーバックは、今でも枕元にあります。今ちょっとよんどころなくロシア語の文献を読んでいますが、次には口直しにこれを読んでもいいかな、などと思ったりしています。

 

 

緋色の研究【新訳版】 (創元推理文庫)

緋色の研究【新訳版】 (創元推理文庫)

 

 

 

Sherlock Holmes: The Complete Novels and Stories Volume I

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A Study in Scarlet (Penguin Classics)

A Study in Scarlet (Penguin Classics)

 

 

 

 

 

A Study In Scarlet Parallel Text (English-Spanish) Edition: Estudio En Escarleta