俺にはブルーズを歌う権利なんかない

どこにも所属を持たず仕事/勉強/読書を続けています。2008年、音楽についてメモ代わりに書くためにこのブログを始めました。

アメリカ野戦奉仕団というのは知らなかった~読んで得られる英語力のことなど

 英語力をつけるには、会話パターンを暗記しているだけでは効果は薄く、ともかく「読む」ことです。なぜなら、コンテクストの中で生き生きと使われている言葉を学ぶことを可能にしてくれるのは、何と言っても読むことだからです。IMFのラガルド専務理事はフランスの弁護士であり政治家で、高校時代に私と同じAFS(American Field Service)でアメリカに一年間留学していますが、高校留学で習得しただけの英語ではない印象です。記者会見での英語を聞くと、その語彙や文章の格調高さから、相当量の英文を読んでいるのが明白で、教養のある英語です。

 

本物の英語力 (講談社現代新書)

本物の英語力 (講談社現代新書)

 

  AFSって、たしか種田輝豊さんもそうだったんじゃないかと思うが、種田さんの本も自分では持っていず、あるところで借りて読んだので、要確認ではある。

 

20カ国語ペラペラ (1973年)

20カ国語ペラペラ (1973年)

 

 

 このAmerican Field Serviceってそもそも何かと言うと、

[…]二つの世界大戦で傷病兵を病院に搬送するボランティアをしていたAmerican Field Service(アメリカ野戦奉仕団)が、第二次大戦後に「戦争が起きてから活動しても遅い。戦争が起こらないように若い世代の相互理解を深めよう」と、高校生留学団体へ活動内容を切り替えたのがAFSで、現在は、多国間での高校生留学と異文化理解教育を行っています。

 って、これは知らなかった。

  で、冒頭のラガルドの話だけれど、これはラガルドに限らない、非英語国の人なのに達者な英語をしゃべる人の多くは、口先のペラペラじゃない、みな話の中身が濃い。その中身の濃さとは、やはりたくさんの英語を読んで得られたものだろう。英文紙誌や経済書、科学書、人それぞれ専門は違うけれど、みな英語圏の読み物に通じているのが感じられる。ここだ。大学受験や英検・TOEICの英語は、そういうものへの入り口ぐらいに思った方がいい。その先がうんと広く、深い。

 何でもいいけれど、今日は素晴らしい天気で、昨日おとといの冬の終わりの意地わるいじめじめした空もようが、一気に初夏になった。

 パソコンのことも悩みは尽きない。ネット上では、アウトレット、中古などでお買い得感のあるものに出会うことが多いけど、それをそのたびにいちいち買う金なんかない。ましてやMacBookとなると。ここは長考といこう。


Is the 2016 MacBook Worth It?