俺にはブルーズを歌う権利なんかない

どこにも所属を持たず仕事/勉強/読書を続けています。2008年、音楽についてメモ代わりに書くためにこのブログを始めました。

アレン・ハウザー『ノー・サンバ』

 外は雪。ゼロカロリーのコーラもノンアルコールビールも底を突き、あとは炭酸水の缶が数本とお茶。買い物に出たいけど、もうすぐ日も暮れるし、やめておきますか。

 メイエルホリドに関する本(Paul Schmidt, Meyerhold at Work. University of Texas Press. 1981)、読んだんですが、メイエルホリドの演出法ビオメハニカとスタニスラフスキー・システムの根本的違いはあんまりよくわかりません。客席と舞台の垣根を取っ払う、といったことはわかるんですが、メイエルホリドも要は、役者をインスパイアし、演技に生気を吹き込む達人だったように読めてしまいます。『暗き天才 メイエルホリト』(ユーリー・エラーギン著、青山太郎訳、みすず書房、1992年)も未読で、これから読みますが、スメリャンスキー『モスクワ芸術座の人々 去りゆくソヴィエト時代』(木村妙子訳、水声社、2013年)をぱらぱら見ていたら、どうもあの本は信用ならない、という趣旨の記述があり、どうしたものか。

 あなたの街にジャズ喫茶はありますか? うちの近所にそういう店はありません。あったとしても、毎日同じ店に通い詰めて長っ尻、というのも嫌だから通いはしないでしょうけど。ネット上に溢れる知らない音楽家の音を聴いては渇きをいやし、飲み物を…だからもうノンアルがないんですよ。どうしたものか。

 


Allen Houser Sextet - Cousin Rae's Three Step ...