いしだあゆみ「ブルーライト・ヨコハマ」は1968年

一昨日、昨日に続いて、小沼純一『発端は中森明菜』ですが、週末、寝転がって読んでいて「あれっ？」と思った箇所がひとつありました。

「アイドルのデビュー年」（デビュー年順）という年表が掲載されているのですが、そのなかでいしだあゆみのデビュー年が1969年、デビュー曲が「ブルーライト・ヨコハマ」となっているんですね。でもこの曲、僕がいつも車に積んで聴いているコンピレーション『青春歌年鑑'68 BEST30』に入っているだけどなあ。物情騒然たる日本の津々浦々にこの曲が流れていたんだなあ…なんて思いながら聴いていました。

よそ様のサイトで調べたことでまことに恐縮ですが、やはり「ブルーライト・ヨコハマ」は1968年の12月の発売です。これが翌69年に150万枚の大ヒットとなり、紅白出場、ということのようです。いしだあゆみさんの本格的歌手デビューは68年の「太陽は泣いている」だそうですが、これ、原由子のカヴァーで死ぬほど聴きました。

まあ、これは些細なことです。『発端は、中森明菜』、たいへん啓発的な本ですから、ぜひお手にとって見てください。