俺にはブルーズを歌う権利なんかない

どこにも所属を持たず仕事/勉強/読書を続けています。2008年、音楽についてメモ代わりに書くためにこのブログを始めました。

来た球を打つだけと長嶋さんは言う~英露独仏その他の読書法という動画

 新渡戸、岡倉、斎藤の場合もそうであったが、一般に名人上手と言われる人たちの修行法を調べるのは容易ではない。彼ら自身、そもそも自分がどうやってその域に達したのかをあまり意識していないからだ。

 そのため、よく言われるように、一流の人たちはかならずしも良い教師ではない。長嶋さんのように、打撃の秘訣を聞かれて、「来た球を打つだけ」などと禅問答のようなことを言ってしまう。経験的に見て、修行の苦労話などを自慢気に語ったり、一日練習を休んだら三日遅れるなどといったことをお題目のようにとなえるのは、一流になり切れなかった人に多いようだ。

 これは名人上手が努力をしないという意味ではない。彼らは、常人には到底真似もできないような努力をしているのだが、いわば日常的に努力そのものの中に没入しているために、それを苦労として客体化していないだけなのだ。

 

英語達人列伝―あっぱれ、日本人の英語 (中公新書)

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  メモ代わりに引いておこう。

 デスクトップ機をSSD換装のために修理屋さんに持って行ってもらっているが、ひょっとしたらクローン作業がうまくいかず、換装できないまま返ってくるかもしれない。その場合の話もしてあるので、それはそれで仕方ない。数万の出費で、デスクトップ機をあと数年もたせたいという心づもりだから、もしダメとなったら、今のまま使いつつ、早めに後継機を探そう。 

 SSD換装、自分でやってできそうに思っていたが、どうもやはりそんなに簡単ではないみたいで、安易に手がけなくて却ってよかった。

 明日からまた気温が上がるが、夕方のローカル局気象予報士は、「まるで初夏のような天気になるでしょう」と言っていた。ということは北海道は今はまだ初夏じゃないんだろう。

 未明から起きて本を読んでいたけれど、四時ごろもうほの明るいので、日の長さからすればもう夏と考えるしかない。五時ごろからまた疲れて寝てしまった。

 夢のなかでは、姪たちが帰ってきたり、芸術家が町内に住み着いていたり、にぎやかだったが、日中、テレビを消していると本当に静かだ。テレビもあんまりおもしろくない。CNNも、四〇分ぐらい見ていたらもういいやという気になる。これは、パソコンを修理に出しているのでなんとなく気になっているせいもあるし、本を読みあぐねて勉強が滞っているせいもある。

 たしか斎藤先生は、英語を仕事にする人は、一日五〇ページ英文を読め、とも書いておられた。それをさしたる努力感なしにできる人が天才だろう。ぼくなどはそんな日があったら、ここで得々と語ってしまう。で、若いうちにその段階を通り過ぎることができたら、名人への道もあっただろうけど、日暮れて道遠し。


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