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俺にはブルーズを歌う権利なんかない

どこにも所属を持たず仕事/勉強/読書を続けています。2008年、音楽についてメモ代わりに書くためにこのブログを始めました。

女は世界の奴隷か~ひな祭りに解くロシア語問題集

書店で、客が若い女性店員に向かって、

「『男は女の支配者』という本はおいていますか?」

幻想小説はとなりのフロアで御座います」 

 

 

自習ロシア語問題集

自習ロシア語問題集

 
自習ロシア語問題集 (1982年)

自習ロシア語問題集 (1982年)

 

  ひな祭りの北海道は、低気圧が通過して、ところによってはすごい風らしくて、こっちはそれほどでもないが、また荒れる。

 今日が桃の節句なのと、三月八日が国際婦人デーで、二つ目に行った大学の恩師が、ロシア急進思想の勉強を続けるうち、男女同権論やフェミニズムにくわしくなってしまって、思わぬ余禄だった、といった話を最終講義でしていたのが、もう二年前なんだなあ。

 あのとき、帰ってきて、猛然とヴァージニア・ウルフを読んだりして、すごく刺激を受けた。ただ、ジェンダー研究は、うかつには触ることのできないデリケートな分野で、ぼくなどが半端な英語力でそういう専門の本を読みこなせるとも思えず、あのときもまあ、ウルフの『自分だけの部屋』をとにかく原文で読んだ、それでやめといた。

 今年は、語学の総復習と言いつつ延ばし延ばしにしていた上記の問題集を半分弱やって、ところどころ忘れてるので、たしかにやる意義はあった。何年も、いっかいこれをおさらいしなきゃ、というのはわかっていて、それで悶々としていたのだが、取りかかってみると、ぜんぜん面倒ではない。一度目に苦労してやっただろうところがすいすい解答できて、楽しい楽しい。

 ただ、物主形容詞の変化なんか、だいぶあやしくなっているし、「泣く」という動詞の変化を完全に勘違いして解答し、冷や汗をかいた。第一変化だこれ。ずっと勤めていた大学では、このレベルまでのことを教えないカリキュラムで、まがりなりにも専門の教師を雇っておいて、ずいぶんもったいない話と思ったのだが、それはもういい。

 で、上記の会話が練習問題として出てくる。ロシア語を始めた数年は、テキストの中の、こうしたユーモアが好きだった。もちろん、ソ連時代には地下でささやかれていたようなアネクドートが官許の教科書に載るようなことはなかったから、これも、いかにもソ連ユートピアニズムの面はあるだろう(中村先生も多分ソ連で出ている教科書からこれを採ったと思うので)。

 で、ぼくのなかでは、男女同権論というとジョン・レノンだったりするのだ。うちにも何枚かCDがあるけれど、聴きたいときには出てこないもので、九百枚あるCDを全部入れるほどの高性能のパソコンは持っていないし、やっぱりストリーミングのサービスに入るのがこれからの流れなんだろうか。実は何度か検討はしているけれど。

 この曲は内山田洋&クールファイブなどと共通点を感ずるというと変だが、非アフリカンアメリカンによるR&Bの解釈例として面白いということはある。この曲想に詞を自由に乗っけるところなんか、ね。

 いかんこんな時間だ。英語はこれから読む。


John Lennon - Woman Is The Nigger Of The World

 

 

Women Writers of Meiji and Taisho Japan: Their Lives, Works and Critical Reception, 1868-1926

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Romantic Women Writers: Voices and Countervoices

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Japanese Women Writers: Twentieth Century Short Fiction: Twentieth Century Short Fiction (Japan in the Modern World (Hardcover))

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A Room of One's Own and Three Guineas (Oxford World's Classics)

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A Room of One's Own (English Edition)

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A Room of One's Own and Three Guineas (Vintage Classics)

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自分ひとりの部屋 (平凡社ライブラリー)

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