早春賦

 「ああ、アブサロム、アブサロム、父のわたしがお前に代わって死ねばよかったものを！」

聖書物語 (偕成社文庫 3033)

 　眠れぬ夜。こんな本を。あたまの中の大掃除に。

　ずっと本棚にあったけれど、読めなかった。気にすることはない、今から読めばいいよ。それも、こういう本は、はらわたにしみるまで、何度も読むんだよ。better later than neverだよ。

　大雪。今年は二月の最後まで、寒さに泣かされる。去年は、旅行に出たんだけど、あの時みたいな春のきざし、今年は、一週間くらい先だろうか。去年は旅行前にトンカツを食べた記憶がある。そうだ、明日はトンカツを買いに行こう。

　去年の今ごろ、火がつくように読みたいと思ったジョン・リードは、半端にしてある。今年中に読むよ。

　また、リュックを背負って、出かけるんだよ。希望をもつんだよ。明日から三月なんだから、いつまでもいじけていてはダメだよ。

アブサロム、アブサロム!（上） (岩波文庫)

アブサロム、アブサロム! (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 1-9)

アブサロム、アブサロム!（下） (岩波文庫)

アブサロム、アブサロム!(上) (講談社文芸文庫)

世界文学全集〈78〉フォークナー (1979年)アブサロム、アブサロム！他

世界文学全集 36 アブサロム、アブサロム!

アブサロム、アブサロム!(下) (講談社文芸文庫)

ABSALOM, ABSALOM! (Timeless Literature Collection Book 1100) (English Edition)

Absalom, Absalom! (English Edition)

早春賦