俺にはブルーズを歌う権利なんかない

どこにも所属を持たず仕事/勉強/読書を続けています。2008年、音楽についてメモ代わりに書くためにこのブログを始めました。

Mo Ti Mo

「ミステリーですか? 勘弁してください、なにも知らないものですから」彼はページをめくった。

「ミステリーじゃありません」ポールがいった。「まったく別の面白い形式の小説ですよ。たぶん、サイエンス・フィクションの分野に入るのかな」

「あら、そうじゃないわ」ベティが異をとなえた。「だって、科学がありませんもの。それに舞台も未来じゃないし。サイエンス・フィクションは未来を扱うものでしょう? とくに、いまよりも科学の進歩した未来を。この本はどっちの条件にも該当しないわ」

「しかしもう一つの現在を扱っているからね。有名なサイエンス・フィクションでそういう種類のものはたくさんあるよ」

 

 

高い城の男 (ハヤカワ文庫 SF 568)

高い城の男 (ハヤカワ文庫 SF 568)

 

 

 

The Philip K. Dick Megapack: 15 Classic Science Fiction Stories

The Philip K. Dick Megapack: 15 Classic Science Fiction Stories

 

  「もしも」をめぐってのにわか勉強、寝不足でくたくたになりながらやってきましたが、そろそろ時間切れでしょうか。「あんたまだ読んでなかったのか」本の最高峰、フィリップ・K ・ディック『高い城の男』はドイツと日本が戦争に勝利した、という反実仮想のなかでさらに、もし英米がドイツ、日本に勝っていたら…という設定の歴史改変小説alternative  realityがひそかに読まれている、というひねりがミソ。

「もしも」といえばわらべ「もしも明日が」。しかしあれが流行っていた当時はキング・サニー・アデが日本に紹介されていたころ。たしか「モティモ」という曲がLPに入っていて、それが「もしも」と聞こえたり…などという思い出も。

 それにしても、今回は麻雀でいう少牌にしないのがやっとかな。今になって勉強しなければならないことのあまりの多さ。もっと早くから、語学とか、文学とか、独習でいいからやっておけばよかった、などと思う五月の下旬。


King Sunny Ade - Classics Volume 4 (Mo Ti Mo ...

 

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