俺にはブルーズを歌う権利なんかない

どこにも所属を持たず仕事/勉強/読書を続けています。2008年、音楽についてメモ代わりに書くためにこのブログを始めました。

松尾貴史 戸川純 心理学トーク

 四月があっという間に終わりました。日常世界の時間構造の話としてですけれど、こんなに早く四月が終わった時ってかつてないです。もっと冬の終わりを味わっていたかった…

 早起きして仕事/勉強/読書ということに関しては、実行できず寝坊する日多く…と思ったのですが、手もとのメモを見返したら、五時までに起きられた日は二十日。四時に目覚ましセットしているんですが、それをかろうじて止め、しばらくうとうと、ようやく起きるという日が多い気がします。

 散らかっていたパソコン机の周りをそうじ。イェール大のフェミニズム文学の講義を動画サイトで見て、もっとそういうのがないか検索、何人かの人が語っている動画を発見。みな机の上がピカピカで、余計なものも置いてないのです。それ見てて恥ずかしくなっちゃった。

 三月に原文で読んだヴァージニア・ウルフのA Room of One's Own、今ひとつ設定みたいなものがわかってなくて、そういう動画を見てるうち、そういう本だったか、と理解の穴が埋まっていきました。余裕があれば、もう一度読まなくてはね。

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 とくに必要に迫られず、純粋に興味のおもむくままウルフなど読みましたが、日本ではフェミニズムを男性が研究する、というのはいったいどういう物とされているのか。わからないまま、全然関係ない松尾貴史さんと戸川純さんのかつての対談の動画など見たり。

 ワタクシはメガネ、髪はまんなか分け、でも若いころの自分をキッチュに似てる、と評する人はまあいなかったですね。同級生の院生がぼーっとしたどこか不思議ちゃんでしたが、けっして戸川純さんの業みたいなものとは比較できない。

 いずれにしても昔の話で、うららかだった五月の一日の宵に、ふと思い出してこんな動画観ながら、結局、一時期、松尾貴史キッチュのことを友達のように、自分自身のように身近に感じていたのは、錯覚にすぎないのかなと思ったり。

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