俺にはブルーズを歌う権利なんかない

どこにも所属を持たず仕事/勉強/読書を続けています。2008年、音楽についてメモ代わりに書くためにこのブログを始めました。

ひと休み

ミッション終了。無事、仕事を終えて帰ってきました。しばらくはみんな僕のことをほっといてくれるかなあ。外国人のお客さんを連れてたどり着いた目的地はひどい雨の中でしたけどね。

迂回に次ぐ迂回の果てに、結局どこにもたどり着けない…。吉田拓郎さんが書いて、自身も歌い、モップスが歌ってヒットした「たどりついたらいつも雨降り」が聴きたいなあ…と、今日ふと思ったんですが、これはドストエフスキーが『地下室の手記』でチラッと書いている、ポスト構造主義の先駆けめいた無限退行の論理をそのまんま歌にしたような曲ですね。本源的な原因を探し当てたと思ったら、そこからさらに本源的な原因がたぐりだされてきて…という先送りが無限に連鎖する生の迷路。生きるって、結局そういうことなんですかね。え?たんに悪天候で困ったというだけのことなのに、大げさ過ぎますか?

明日はお休み。ゆっくり寝ます。