俺にはブルーズを歌う権利なんかない

どこにも所属を持たず仕事/勉強/読書を続けています。2008年、音楽についてメモ代わりに書くためにこのブログを始めました。

金沢明子「浜千鳥情話」

原稿の書き直しを終えて、ぐっすり眠って起きたら、なんと、まさかまさかのぎっくり腰。今週はおだやかに何事もなく過ごすつもりが、とんだ週明けとなりました。

仕事の合い間に病院へ。これはもう、鎮痛剤飲んで、安静にしてるしかありませんね。授業はなんとか終えて帰宅して、iTunesで鳴っているのがこの曲。

金沢明子「浜千鳥情話」

あのTV時代劇『必殺仕事人』の主題歌です。これ聴くと、最初に行った大学のときの冬を思い出しますね。下宿の自室のちいさなTVで、この番組見てました。たしか、イヤフォンのライン出力からラジカセに入力して、この曲を録音して聴いていたような記憶も。そう、たしか、TVドラマの終わりに、一番だけが流れてたんですよね。

こうして改めて聴いてみると、金沢明子さん、ほんと歌がうまいなあ。フルコーラス聴くとまたいっそうの味わいがあります。

波止場通りの 糸引く雨に

あたしゃ飛べない 浜千鳥

寒々としたどこかの街の風景を、金沢明子さんが、技巧過多になるスレスレまでコブシを利かせて歌い上げます。夏だけど、寒いです。人恋しいです。泣けます。