俺にはブルーズを歌う権利なんかない

どこにも所属を持たず仕事/勉強/読書を続けています。2008年、音楽についてメモ代わりに書くためにこのブログを始めました。

恋心~明日も猛暑日の北海道で、もう冬のことを考えている

 水あたりでおなかをこわし、物も食べられず、水分も余計に取れない、さんざんな一日。こんな日の北海道に限って34度もあったりする。

 明日は猛暑日の予報で、もうそれを過ぎると28度、29度がせいぜいだろう。そうなると内地のみなさんには申し訳ないくらいさわやかで、日暮れごろ風呂の窓なんか開けていると寒いくらいだ。

 昨日から明日にかけてくらいの猛暑だが、かといって窓を開け放って寝たりすると、最低気温が14度くらいだから、下手をすると風邪をひいてのどをやられてしまう。今夜あたりはひょっとして大丈夫かもしれないが、やはり窓は閉めて寝よう。

 なんだかふだん人と交わらずに一人でいるから、人付き合いがとても難しい。気にしなければいいのだが、ぼくもそうとうヘンな間違いの多いことを言ったり書いたりしているのに、周りが合わせてくれているということなんだろうな。

 大学院で他の学生より年長だったなんてことはもう昔のことで、そのころの後輩をつかまえていつまでも先輩風を吹かせていてはバカだ。それでもあえて「後輩」という言葉を使うならば、その後輩が国立大の准教授をしていて、そこに訪ねて行くとこれまたむかしよく一緒にあそんだ古い知人が来ていて、なんだか一瞬、20年くらい前に戻った気もしたのだけれど、錯覚というやつね。もうふだんは、ぼくは大学とも学問ともあまり接触のない、田舎の住人にすぎない。

 語学力だけは自分のもので、どこに所属があるとかないとかとは関係ない気もするが、ときどき、世間知らず丸出しの発言をしている自分に気づいて。まあ気にするまいて。東京や札幌のインテリゲンチャと同じことをしようとしてもできるわけがないので、気に病んで悩んでたらそっちがバカみたいだ。

 先日も書いたが、あとふた月すれば、もう当地は冬の心配を始める。たしかに当地の秋のわびしさったらない。でもそれを過ぎれば、あとはまた、しんと静かな冬。


相川七瀬 恋心