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俺にはブルーズを歌う権利なんかない

どこにも所属を持たず仕事/勉強/読書を続けています。2008年、音楽についてメモ代わりに書くためにこのブログを始めました。

厄落としのマイルス・デイヴィス~not worth a plugged nickelとは「一文の値打ちもない」ということ

K そうそう、よく覚えてる。のんびりした時代だった。バラック建ての生協食堂に行けば、脇の石炭小屋に雪が吹き溜まり、タバコだって、一箱ではなく数本ずつ分売していた。あの授業、高松さん、彼は授業が半分方すすむと、必ず一服吸うために休憩する。教卓に向かい、銘柄はたしかホープだった、学生が見守るなかを実に美味しそうに紫煙をくゆらす。ぼくは早とちりして、先生が喫んでるわけだ、学生もいいんだと思って、教室後部の席で、一本とりだして火をつけたとたん[…]

 

夕べ―ヴェーチェル

夕べ―ヴェーチェル

 

  本州に渡った後、ぼくはもっと南下して東京を目指そうと思っていた。

 思っていたが、予定より一年早く大学院を受けようと思ったとき、あれは秋も深まったころだったか、今から思い立って受けられるのは札幌北区のあの大学だけらしい、となって、前に卒業した大学の書類を大あわてで取り寄せて、出願した…いや、そうじゃなく、東京の複数の大学にも往復はがきで過去問の閲覧の可否など照会したのだ。が、まともに返事をくれたのは東京外大だけだった記憶がある。それでいろいろ思いあぐねて、ああいう選択になったのか。

  今、勤めもやめてしまって、それでも年数回、研究目的で三つ目の母校を利用させてもらっているのは、何ともありがたい限り。しかし、知っている先生もどんどんいなくなってしまうし、やがてはまた、いつかのように、どこの大学にもつながりをもたない〈母校喪失者〉になるんだろうな。

 まだ疲れが取れない一日。『自習ロシア語問題集』は23課まで。

 

自習ロシア語問題集

自習ロシア語問題集

 

 

 

自習ロシア語問題集 (1982年)

自習ロシア語問題集 (1982年)

 

 

 これも札幌で編まれた問題集なのだけれど、大学院生として入ったために、教養課程のロシア語を担当されている先生がたとはほとんど接する機会がなかったのが残念だ。外部の人には不思議がられるが、そうした先生がたは、研究室も地下鉄一駅ぶん離れたところにあって、学部や大学院教育にほとんどまったくタッチしていないのだった。その意味で、完全に母校にもできないまま、あの大学を去ったのも事実だ。

 マイルズ・デイヴィスの『プラグド・ニッケル』ものは、昨日書いた通り、完全盤を入手すれば全貌を知ることができるが、先立つものがない身としては、いつか札幌で買った『ハイライツ』というのを繰り返し聴こう。聴くのは、実に20年ぶりくらいか。これだけでも、この時期のマイルス一門の若い衆のぶっ飛びぶりは充分わかる。持ってるんだから聴かない手はない、そんな一枚。売り払うなんてとんでもない。聴いて聴いて聴きまくって、墓場まで持って行きたい。厄落としにはもってこいじゃねーか。

Highlights From Plugged Nickel

Highlights From Plugged Nickel

 

 

 

Highlights From Plugged Nickel

Highlights From Plugged Nickel

 

 

 

  Macに戻るかどうかは、いろいろ調べて、自分で決める。ひとまずデスクトップ機は動いているし、Surfaceもあるので、あせる必要はない。とりたててひとに相談はしないつもりだが、動画のたぐいは参考になる。↓では同じマシンでWindowsも立ち上がっているが、自分はそういうことをやるスキルはないので、技術上の冒険はせぬつもりだ。

 春分の日を過ぎて、夏至までがヤマ場。


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