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俺にはブルーズを歌う権利なんかない

どこにも所属を持たず仕事/勉強/読書を続けています。2008年、音楽についてメモ代わりに書くためにこのブログを始めました。

Horse to the Water~古い英語の数詞および冬の終わりのアナログLPなど

He was eight-and-twenty years old; he had a short, slight, well-made figure.

 

The Europeans

The Europeans

 

  ドイツ語では数を言うとき一のけたと十のけたをひっくり返して言う━高校生のとき、人気のあった現代国語の先生が、何かのついでにそんな話をした。ことばのきまりというものがいかにことばごとにまちまちであるかということの、高校生は知らないが、大学を出てきた先生なら知っている、そんな手近な例として。

 ずっとあとになって、大学院生のころ誰かと話をしていて、ああ、それは英語でもそうなんですよね、という話になったのだった。なんでも、図書館でシェイクスピアのヴィデオか何かを見たら、そういうセリフが出てきたとか、そんなことだったっけ。

 枕元に出しっぱなしのこの本は、読んでもいいが、ロシア語の問題集のおさらいもまだ終わらないし、英語週刊誌も溜まってしまったしなあ、と思いつつ、最初の数ページを読んでいたのだった。そしたら、上記のような個所。もう一カ所、一の位と十の位が入れ替わった個所があるが、まあそれはいいとして。

 ドイツ語はそもそもやっている余裕はないけれど、ヘンリー・ジェイムズもずいぶん買ったきり読んでないなあ、とため息が出る。勤めていたころ研究費で以下のものを買ったけど、けっきょく読まずに、研究室をたたむとき返納したはずだ。D・ロッジは読みやすい英語を書く人で、これはぜひ読みたかった気が今でもする。札幌へ出た時でも、もし店頭にあったら買ってしまいそうだが、もう札幌の書店の洋書コーナーには、この程度のものすら期待はできない。

 

Author, Author

Author, Author

 

  今見ると出版年が12年前なので、その頃店頭に並べてあったのを、校費で買ったのだろう。勤めていたころは、言語と文学の専門家のような顔をして、その実こんなものすら読むひまがなかった、それで優雅な読書人ぶったって知れてらあ。

 一歩ずつ行こう。まず『ジャパン・タイムズ』日曜版を週遅れにならぬよう読んでしまう。そして5週くらいたまった英語週刊誌を、一応20ページくらいずつ読んで片付ける。新年度の活動も並行して考える。

 廊下を隔てて私設研究室(=四畳半)だが、この冬はそちらからSurfaceを持ってきてはこっちの寝室で書き物をする日が続いた。まだ寒く、本州の人から見たら真冬のような気温だが、引き戸を開け放して、私設研究室のステレオを鳴らして、こちらで聴いている。憂歌団のライヴ。マイルス『クールの誕生』、そのほかいろいろ。80年代の終わり、CDの出初めに、安くなった中古LPを買いあさった。いい時代だったんだあの頃。


George Harrison Horse to the Water