白状しちゃおうかな～自分にしては珍しくとても忙しい一日
SPAIN
The government is considering reducing Spain's long workday by two hours and shifting clocks back an hour to the country's original time zone. The 11-hour day currently includes a lengthy break for a siesta, which many don't take because they are unable to return home in the afternoon.
TIME, January 16, 2017
へえ、スペインの労働時間って、シエスタを含んでいたから、そんなに長かったのか、という発見。しかし、多くの人は自宅へ帰る余裕はないので、シエスタなどとらない。ならばそのぶん労働時間を短くした方が、合理的っちゃ合理的だわな、という話。
これは短い記事が寄せ集めになったページからのものだけれど、ドイツでは労働時間外に上司が部下に連絡をとるのを禁止、日本では8時になったらあかりを消して、残っている者を帰宅させる、といった話題と並んでいる。日本の記事のほうにはkaroshi, or "death from overwork"の語がおきまりのように出ている。
働いている人の自由時間はとても短い。そして、今日もお会いした研究者の少なからずは、仕事であるはずの研究＝論文の執筆を、余暇を削ってやらなくてはならない、という矛盾。考課や査定に相当するものは一見自由そうなこの世界にもあり、やらないとうだつが上がらないぐらいで済めばいいが、かなりまずいというところが今は多いだろう。
いや、今ちょっと出先で。自分の用事は済んだ。現物を見る必要のあった原書のコピーを持ち帰れる。他に外国人研究者に質したい疑問なども解消した。大学に籍はないのに研究／勉強は続けているという身分の自己紹介が、外国語では難しい。いや日本語でやっても怪しい。今の大学がいかに大変か、その手の話もちょっと伺ったりして宿へ帰る。自分の庭のようだった札幌で、ここは北何条か？ とわからなくなってたずねたり。
もう寝よう。中古CD店行けず。CCガールズのことが頭を離れない1月。
