CCガールズCM~時代は変わるが言語はそんなに急激には変化しない
dirigible ▶noun an airship:
fatigue ▶noun 4(fatigues) loose clothing, typically khaki, olive drab, or camouflaged, of a sort worn by soldiers on active duty:
mercenary ▶(pl. mercenaries) a professional soldier hired to serve in a foreign army: ■ aperson primarily motivated by personal gain:
nom de guelle ▶ (pl. noms de guerre pronunc. same) an assumed name under which a person engages in combat or some other activity or enterprise:
mutiny ▶(pl. mutinies) an open rebellion against the proper authorities, especially by soldiers or sailors against their officers:
notary (in full notary public) ▶noun (pl. notaries) a person authorized to perform certain legal formalities, especially to draw up or certify contracts, deeds, and other documents for use in other jurisdictions:
- 作者: Angus Stevenson
- 出版社/メーカー: Oxford University Press, USA
- 発売日: 2010/08/01
- メディア: ハードカバー
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電子辞書のカバーを買って、それを装着している。今、そんなに毎日外出する生活じゃないけれど、リュックに放り込んでおいてどさっとどこかに置くとき、電子辞書が無用の衝撃を受けるというのは多分よくない。装着した感じ、なかなかいいと思ったけれど、実際、持ち歩く生活をしてみないと、使い勝手のことはまだ判断できない。
で、これにオックスフォードが入っているので、とっても便利だ。大学に所属している人は、学内では図書館がOEDと契約をしていて使い放題、とかそんな話を聞いたけれど、なにこれで十分だ。…いや実はそれがうらやましくて、貧乏暮らしなのに、OEDじゃないオンラインの辞書も契約している。そっちもなかなか良い。
英語が専門ではないとは言いつつ英語をベースに研究活動を構築してきた自分、というつもりだったが、この何年か、その英語力がいかに拙劣だったか思い知らされる毎日だった。その毎日は今も続いている。上に挙げた語は、数年前おぼえたものもあれば、今日初めて出会ったものもある。「飛行船」なんて、ロシア語とおんなじじゃないか。先にこっちに出遭ってないのは、たまたまなんだろうけど、たくさん読むうちにはこんな語にも出会うので、語彙増強にはまだ大きな余地があり、もうすぐ終わりということはない。他に「野戦服」「傭兵」「戦闘名」「反乱」「公証人」。辞書の「ヒストリー」機能を使えば、これまで引いた語がザーッと出てくる。それをしょっちゅう見返すとよいのだろう。
これらの語は、本を読んでいてもなかなか出遭わない時事英語の語彙だ。英語学習のエキスパートの多くは英文の新聞や雑誌を読むことを強く勧めるのに対し、モギケンは本を読めという、その違いがどこから来るのかぼくにはとても面白かったりするのだけれど、ぼくにはどっちも必要だ。TOEICの伝道のような本を書いている人らも、その仕事を半年ぐらいお休みして、どっさり本を読む、といった体験をして、それについて本を書いたら、これは皮肉でも何でもなく、『TOEIC満点講師○○の英文読書日記(仮)』とか、きっと面白いものができると思うが。どなたかやらないですか。
CCガールズの動画は、だいたいここ数日で観たけれど、あとはDVDを買うしかないのだろうか。80年代が90年代へと突き抜けてゆき、TVがセクシーアイドルだらけになり、長髪のロックバンドが再び台頭し…というあの時代。そういえば、ぼくが大学の教員になった年は、インターネットもなかったどころか、DVDすらなかった。理系の院生が研究室にだべりに来て、いまにレーザーディスクもVHSもなくなりますよ、と言うのでびっくりしていたのだった。
ただ、言語の構造が20数年で劇的に変わったりはしない。『ジャパン・タイムズ』日曜版は月に一度、何十年も前の記事の再録を載せているけれど、日米開戦の記事だろうが何だろうが、ほぼ引っかかりなく読めてしまう。
↓こんなのを貼っとこう。人は誰だって身体が一つしかない以上、たったひとつの進路しか選べない。それゆえに実現しなかった、たくさんの可能性の思い出として。