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俺にはブルーズを歌う権利なんかない

どこにも所属を持たず仕事/勉強/読書を続けています。2008年、音楽についてメモ代わりに書くためにこのブログを始めました。

Woodsongs Old-Time Radio Hour

━━英語で苦労したことは?

国際通貨基金IMF)に出向してワシントンにいた40歳前後のころ、語彙力不足を痛感しました。『支える』という言葉も、日本人がよく使う『support』だけでなく、『bolster』『butress』と場面に応じた単語がある。新聞や雑誌を読むのに何度も同じ単語を辞書で引く自分に、ショックでした。以後、わからない単語は片っ端から調べて単語帳に記し、何度も繰り返し見た。このときに語彙を3千語ぐらい増やしたことが、土台になっています。[…]

 朝日新聞[北海道版]11月1日 火曜日 13面「オピニオン&フォーラム 中国との向き合い方」

 拾っておく。アジア開発銀行(ADB)総裁、中尾武彦さんというかたのインタビューから。できる人は「わからない単語は推測して~」といったズボラをやっていないことがわかる例として。

 記事には出身大学がどこかといったことは述べられていないが、元大蔵官僚だというから、お勉強ができない部類じゃない。その人がやはり、在外勤務で語彙の壁に突き当たる、というから、たとえ一流大学へ行っても、大学在学中にやる英語くらいでは、まだまだ初歩的なんじゃないか。 

 で、星くずのような語学徒としては、まさにそのレベルの語彙増強の段階を行きつ戻りつしているわけで、行きつ戻りつ、というのは、ちょっとやってないと、忘れ方が激しいのだ。それを防ぐにはもう、反復しかなくて、だからこそ、英語誌はやめるわけにいかない。

 ユートピア的に多言語学習の楽しさや利点を挙げる本というものを、今まで何冊も読んできたが、このところそういうものにあえて近づかずにいるのは、そうした多言語習得を説く人も、実のところは、圧倒的・絶対的によくできるひとつかふたつの外国語を確保したうえでそういうものを書いているらしい…ということが感じられるようになった気がするからで、そうでなければ、あの人も、この人も、あんなに自信たっぷりじゃないだろう。

 以下の本、書誌は出るかな。せっかくこんなのを持っているので、冬のうちにノートを取りつつ目を通しておきたい。ただし、ぼくの持っている版は、ずいぶん古いものだ。問題を解きながらだと、2週間はかかるかもしれない。勤めていた時、5月の連休だったかお盆の藪入りだったか、これをマスターしようとしたことがあったが、あの時はほんの少し覗いただけで、無為に過ごした。vicarious, gregariousなどといった語をおぼえた記憶がある。 

 

Word Power Made Easy: The Complete Handbook for Building a Superior Vocabulary

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 今日は出かけず、家にいた。iPod touchのアプリで、ずっとクラシック音楽のラジオ局を聴いている。CDを買ってきて聴くよりも没入できる感じがするから不思議だ。かと思えば、ニューオーリンズR&Bのことを考えたり。札幌ではカントリーのCD三枚組を買ってきた。↓これなんかどうか。亡き国本武春のアパラチアン三味線が堪能できる。


Woodsongs Old-Time Radio Hour #489, Segment with Takeharu Kunimoto