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俺にはブルーズを歌う権利なんかない

どこにも所属を持たず仕事/勉強/読書を続けています。2008年、音楽についてメモ代わりに書くためにこのブログを始めました。

Stardust ~星くず語学生の冬学期

 大学ノートを通販で注文したら、急に秋らしくなった。

 いや、この辺は先月からとうに秋だし、ノートなどそこらで買えばいいのだが、大学ノートのパック売りをしているホームセンターはちょっと遠いので、出かけずにネットで注文した。

 いつも何なんだろう、冬の前になると、まとまった時間が急にできるように感じて、○○をやる、と宣言してしまう。そして多くは空振りに終わる。去年は、古書の原書を買い込んで冬のうちに読破、などと言っていたが、結局、関係のないものばかり読んでいた。それらはいまだにわが内なるTo Doリスト上から消えずにあり、それをやってもいいと思いつつ、人生のタイムリミットなど考えると、今後読むべき外国語の本を今よりもう少し速く読むためにも、語学の総復習が日程に上らざるを得ない。

 人生でいくつの外国語をものにするべきかという問題は、そのひとつひとつをどの程度深くやるべきかという問題と連立方程式をなしている。愚痴、不平、その他の感慨は置いておいて言えば、ロシア語を教える立場にずっといた人間でありながら、以下の単語集に収められた語をすべて使いこなせるかと言うと、それは全然そうではないと言える。

 

プログレッシブ単語帳 日本語から引く知っておきたいロシア語

プログレッシブ単語帳 日本語から引く知っておきたいロシア語

 

 

  ふつう外国語の初級ではまず1500語を身につけるのが目標になります。本書では、さらに日本語話者が必要とする単語を加え、7000語を収録しています。ロシアで最近使う表現も取り入れていますので、特殊な専門用語を除けば、ふつうの生活にはほとんど不自由しないことでしょう。

  大学院に入ったとき、先輩の院生などは大学院試験の前は白水社の5000語収録のロシア語辞典を暗記したと言っていて、ずいぶん驚いたが、それより多いのだ。ずっとこの本は手元にあって、でも開かずにいた。で、昨日、自主的に冬学期に入る、などとここに書いた後、開いてみたら、この冬はこれかな、という気がしてきた。

  先日、ここで引用した佐藤優氏の本のなかでは、佐藤氏の師のひとりである渡辺雅司教授はロシア語と英語のほかにフランス語とポーランド語を解し、辞書を使えばドイツ語、チェコ語も読む、となっていた。

 問題はそのレベルで、ロシア語と英語なら自分だって…と考えると痛い目に遭う。自分なんか、まだまだなのだ。無欲と言うとかっこいいが、この程度でいいだろう…とたかをくくるとそこで終わりだ。向こうは五段も十段も上なのだ。

 カードに採ったり、ノートに写したり、方法はいくらでもある。拾い読みしているだけでも大変興味深いし、面白い。

 四年前の冬は、英語の語彙集や問題集をやりながら過ぎていった。多少順序は逆になったが、思い立ったが吉日だ。


Lester Young - Stardust