マディ・ジャンプス・ワン
幸い、ドイツ語の勉強は思ったより順調に進んでおり、あと三か月あれば、専門書もそれほど苦労なく読めるようになると思います。先日、差し入れをお願いした『独文解釈の秘訣』という問題集は、一〇〇題の例題からなる文科系大学院用の受験参考書ですが、このうち二〇題をきちんと消化していれば、大学院入試はまず心配ないといわれています。きちんと一〇〇題消化してみようと思います。
ぼくの場合、ロシア語専攻の大学院に行ったから、院試のさい専攻のほかに課された外国語試験は英語。ドイツ語が試験で必要になったことは一度もないが、それでもドイツ語を読めるようになりたくて、これは買っていまだに持っている。その他、いろいろあるよ。たしか『文法復習やさしい独文解釈』↓は、ロシア語を教える仕事についたばかりのころ、これからはひょっとして余裕ができるかも…と思い、少しやっていた。けど、とんでもなかった。
以来、独文を読むというのはほとんどやっていない。
ただ、今なお、何か後押しする事情があればいつでも取り組めるように、こうした本は見えるところに出してある。すでに手遅れなのは自分でよくわかっていて、それでもやりたくなったら、もうそれはしょうがない。ただ、ほんと、英語情報が洪水のように届き、専攻はロシア語でそちらもやらねばならず、となると、ドイツ語をみっちりやる時間など、ほぼ取れない。
いや、できそうな気はするのだ。英語のほうを3、4か月お休みする気ならやれる。でも、それができない。それくらい、英語のほうも発展途上。盤石の実力と言うにはほど遠い。語学学習自体が目的であり楽しみ、という人ならそうしたことができるんだろうが。自分は、どうもそうした人とも少し違っているように思える。
- 作者: Manfred Mai
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