俺にはブルーズを歌う権利なんかない

どこにも所属を持たず仕事/勉強/読書を続けています。2008年、音楽についてメモ代わりに書くためにこのブログを始めました。

I Put A Spell On You

ドイツ語の勉強が面白くなってきた。ラテン語も手を抜いてはいけない。チェコ語、ドイツ語、ラテン語、フランス語をきちんとマスターすれば、フスからカルバンまでの宗教改革史をカバーすることができる。

 

獄中記 (岩波現代文庫)

獄中記 (岩波現代文庫)

 

 

 なんでもいいが佐藤優『獄中記』を読みたくなり、図書館へ。文庫でも買えるから買ってもいいのだが、図書館にあるのがわかったら、もう矢も楯もたまらない。読んでるが、獄中語学学習記として秀逸。関係ないが菊池健彦さんの「引きこもり留学」というのにも、どこか通ずると言ったら、どなたかに失礼なことを言ったことになるか。

 今朝、朝刊を見たら、「英語の授業を会話中心にしてほしい」という高校生の投書があり、今の中学高校の英語の授業の実態がわからないから何とも言えないが、その子に佐藤氏の獄中ドイツ語ラテン語学習、菊池氏の引きこもり留学の話をしたとしても、たぶん語学学習のために生活全般を犠牲にすることは、中学生高校生に想像しろと言う方が無理か。

 ゆうべ、NHKの教育(Eテレ?)を見ていたら、MITのジョイ伊藤が出てきてTEDのスピーチを聴く番組をやっていたから観たのだが、あれをわかるようになるのを目指そう。15才じゃまだ仕方ないんだろうけど、いい大人になってから、いつまでも文法と会話を対立させて、「こんなの本当に使うの?」などと泣き言を言っているようじゃダメだよ。楽をして外国語をマスターすることを考えていると、遠回りの上に、結局どこにも行きつかない。

 でさ、スクリーミング・ジェイ・ホーキンス、聴いてるんだけれど、棺桶から骸骨を持って出て来るとか、そういうことをやってた人なんだね。


Screaming Jay Hawkins ~ "I Put A Spell On You" (live)