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俺にはブルーズを歌う権利なんかない

どこにも所属を持たず仕事/勉強/読書を続けています。2008年、音楽についてメモ代わりに書くためにこのブログを始めました。

T Bone Blues

 僕は高校一年のときに英語の原書を読み始めて、高校3年間で数十冊読んだと思います。明らかに高校英語の範囲は越えていて、わからない単語がたくさんある。全部辞書を引いていると時間が無くなってしまうから、「習うより慣れろ」しかなかった。とにかく、いきなりハードルの高いものを自分に課すという、ちょっと無茶なことをしました。

 

 

  数時間で読み切れ、タイトルの割には常識的なことしか書かれていないじゃないか、といった見方もできようが、これはあんがい嫌味なく読めて、読後しばらく、気分が明るい。

 著者の業績は存じ上げないし、脳科学と言うのが厳密にどんな学問なのか、正直あまり興味を持ったこともない。だからというか「脳の何とか野が…」といった部分は、ぼくにはそれほど面白くはなかった。むしろ、著者が自分の体験や雑学を披露している部分が面白く読めた。

 高校一年から原書を読み始め…といった話は、他でもよくお目にかかるが、恐れ入る必要はない。もしこれを読んで興味を持った人がいたら、ネット通販なり書店なりで、さっそく一冊(と言わず、思い切って二、三冊)洋書を買い求めてみるといいと思う。

 ただし、皆が皆、茂木さんのような「無茶」から始める必要もないだろう。南雲堂などの英和対訳式の本でもよいし、単語数に制限をかけたやさしい本でも、決して悪いことはない。大学や市の図書館にそういうものが揃えてある場合もある。どんどん利用すべし。

 そして、読み切れればよし、読み切れなくても、どこまで読んだかをきっちり記録しておくといいと思う。とにかく「そこまで読んだ」という体験を、大切に大切にかみしめよう。また意欲が湧いたら、そこから再開だ。

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 実は今日、小学校の恩師を訪ねて帰ってきたところ。数年前にも一度お会いしているので、長居せず帰ってきたけれど、訪ねていったら、以下の話をしようと思っていた。 

 小学校だから、当時、もちろん英語の授業なんてなかった。しかしある時、その先生が、こんな話をしてくれた。

《札幌の(旭川だったかもしれない)本屋に入って本を見ていると、中学生ぐらいの男子が店に入ってきて、洋書を引き抜いて、中身を見始めた。それも、すらすら読んでいるんだ。都会にはあんな中学生がいるんだね。先生、びっくりしたなあ》。たしかそんな話。

 それを聞いたときの、身体に電撃が走るような、強い憧れ。言っとくが、この先生も、大学を出たての、ハンサムでいかにも頭の切れるタイプの人だった。その先生にさえ、手の届かない世界があるらしい。二重にびっくりだった。

 これをずっと憶えていた。片時も忘れたことがない。大学二年で教養課程を終える時も、これで英語とおさらば…などとは考えたことがなかった。必要性とか、国際語だからとかじゃない、憧れ。

 先生は専攻は物理で、たしか数学についても、似た話は聞いたんだよ。でも、そっちは忘れていた。文学とか、音楽とかに染まっちまって。高校のときは、↓こんなの聴いてた。

 つづきは明日。


T-Bone Walker - T-Bone Blues (1960)

 

 

 

法廷百話―対訳Michel Lipman (南雲堂=英和対訳学生文庫 PPL=〈New〉 (58))

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不思議の国のアリス―対訳Lewis Carroll (南雲堂=英和対訳学生文庫 PPL=〈New〉 (15))

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ギリシャ神話―対訳Lilian S.Hyde (南雲堂=英和対訳学生文庫 PPL=〈New〉 (64))

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シェイクスピア物語(英和対訳) 1 (南雲堂英和対訳・学生文庫 73)

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  • 作者: チャールズラム,メアリラム,田代三千稔,Charles Lamb,Mary Lamb
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