俺にはブルーズを歌う権利なんかない

どこにも所属を持たず仕事/勉強/読書を続けています。2008年、音楽についてメモ代わりに書くためにこのブログを始めました。

盆帰り

 ナチス・ドイツ関連の本を読んだことのある人ならば、生存圏(レーベンスラウム)という言葉を目にしたことがあるはずだ。これも地政学の考え方で、国家が自給自足を行うために必要な政治的支配の及ぶ領土のことをいう。ナチス・ドイツの侵略行為の理論的支柱になった。

 ゲルマン民族の生存のためには、東方、ウクライナの穀倉地帯やカスピ海沿岸の油田の確保が必要だというのが、ナチス・ドイツが対ソ戦を合理化したときの基本概念だ。

 

  拾っておく。ナチスウクライナ穀物やバクーの油田を狙っていた、というのは、言われて気づく、という地理音痴である当方。地理は歴史と連動させないと、知識として活きない。

 台風の雨は、今回はそんなでもなかった。次に来る台風が、大雨をもたらすらしくて、上記の本を返しに行きたいが、雨だと外出できない。

 昨日さ、ホリデーチェアーというのをホームセンターの店頭で見て、買いたかったが我慢した。小さなプラスチックのイスでがまん。ただ今日は、小雨のなか外で座っているほど物好きでもないから、うちのなかにいた。

 そうだ、墓地に、先日剪定した植込みの小枝を回収に行った。墓のうしろにまとめて仮置きしてあったが、ゴミだから、もちろん放置しておけない。墓参客は、今日はまだちらほらといるが、混雑というほどじゃない。

 買い物も行ったけど、別に昔の同級生らにも出くわさず。静かなお盆。

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 去年の今ごろ、ワシントンポスト電子版の講読の更新の通知が来て、やめたんだっけ。読んでいたとしたらそれもよかったろうけど、冬、あんなに本を読まなかったと思うから、まあいいだろう。

 ↓これ、ヒマを見て読もうかな、などと。

 

Summer Reading List for Foreign Policy Wonks | The German Marshall Fund of the United States


中村雅俊 盆帰り