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俺にはブルーズを歌う権利なんかない

どこにも所属を持たず仕事/勉強/読書を続けています。2008年、音楽についてメモ代わりに書くためにこのブログを始めました。

もう逢えないかもしれない

You'd betterを辞書で調べると、「~したほうがいい」という意味が載っています。日本語の「したほうがいい」は、どちらかというとフレンドリーなアドバイスという感じですが、英語のYou'd betterは「~したほうがいい。そうしないと……後はわかるね?」というイメージなのです。

 

 

  これは知っている人も多いだろう。別の本には、アメリカ人の先生に向かって、このバスに乗ったほうがいいですよ、といった意味のつもりで使い、教師に向かって使う言い方じゃないね、と返された、といった話が載っていた気がする。

 あと、quiteについて、この本には載ってなかったんじゃないかな(最後のほうを読まずに返却した)。quiteをveryと同義だと思って使うと、とんでもなく失礼なことになりかねない、というのはむかしからたまに読むことがある。

 たとえば、Your lecture was quite interesting.などとは言わないほうがいいらしいのだ。「(期待もしてなかったけど)案外おもしろかったじゃないか」「まんざら悪くないじゃないか」とでも訳すのだろうか、すごく失礼な表現になる、と。どうせ日本人にはそのニュアンスは理解できないから、そもそもquiteは使わないほうがいい、と先日どこかで読んだ。

 快晴、29度。湿度は高くない。用事があって出かけ、kindleでゼロ円で売ってたオスカー・ワイルド『獄中記』を読んで時間をつぶした。あちこちハイライトしつつどんどん読むが、quiteひとつ取っても上記のごとくなのだから、ほんとうにわかろうと思えば、何度も何度も読まないと駄目かもな。ワイルドの英語は難しくないぞとか、門外漢が安易に言わないほうがいいのかも。

 (以上、「ほうがいい」を三回使ったけど、you'd betterはそんな軽い使い方は出来ないらしい、と言う、その話)

 30年前、↓この曲は知らなかった。東京に住んだこともないし、なんだかんだ言って、80年代文化の精華を、自分は半分も体験できていない気がする。


菊池桃子 もう逢えないかもしれない (1985)

 

 

 

 

獄中記 (角川文庫ソフィア)

獄中記 (角川文庫ソフィア)