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俺にはブルーズを歌う権利なんかない

どこにも所属を持たず仕事/勉強/読書を続けています。2008年、音楽についてメモ代わりに書くためにこのブログを始めました。

天使のウインク

 最初はまずオスカー・ワイルドということにでもしようか。名だたるあの世紀末唯美主義者のワイルドとアナーキズムといえば、一見食い合わせにも似た違和感を感じさせるかもしれぬが、事実は決して然らず、案外に近い親和関係があったのである。つまり理由は、あの唯美主義者、シンボリスト、デカダンス、等々といった世紀末の連中、元をただせば、すべてみんなきわめて強い反社会的傾向の持ち主、言葉をかえていえば、極端な個性主義者[インディヴィデュアリスト]ばかりだったからであろう。したがって、当然彼等はあらゆる権威を拒否する。ここまでくれば、あとはもうアナーキズムへは至近距離にすぎぬ。…

 もちろんワイルドの場合は、「社会主義下における人間」The Soul of Man under Socialismなる代表的エッセイまでのこしているくらいだから、別に不思議はないかもしれぬが、たとえば例の『獄中記』De Profundisを読むと、次のような数行すら見えるのである。「わたし自身めぐり合ったかぎり、もっとも完全な人物というのは、詩人ヴェルレーヌとプリンス・クロポトキンとの二人だった」と。そして後者については、「やがてロシアから出現すると思えるあの美しき白いキリストの魂をもった人物」だったとまで讃えているのだ。…[中野好夫「イギリス文学とアナーキズム」から孫引き]

 

ウィリアム・モリス通信 (大人の本棚)

ウィリアム・モリス通信 (大人の本棚)

 

 

  この本、結局読まずに返した。中野好夫が長々と引用されていて、そこを拾っておく。クロポトキンの名が出てきておおっと盛り上がるが、数年前新刊で出たらしい『ある革命家の思い出』、手が出ないまま。英訳はキンドルで500円くらいだったような。読みたいけれど、時間が捻出できない。

 ついでに買い物。スジャータのアイスコーヒーのパックを買ってくることが多いけれど、老母が、コーヒーも飲みすぎると内臓によくないと心配し、それを言われるとぼくも心配になってくる。で、お茶を飲もうと、ペットボトルのお茶、ひと缶42円のお茶、水に溶く紅茶、いろいろ買ってきた。まだ水出しほうじ茶も2,3袋あるし、ジャスミン茶も一袋あまっている。

 ほんとうに暑い日は10日くらいまでで、それを過ぎれば、あっという間にゆく夏を惜しむ時節になる当地。今日も暑いと言ったって、内地のように、湿気でどうにもならないなんてことはない。そのうちまた熱いコーヒーがむしょうに飲みたい季節が来る。

 朝方少し、秋の学会の準備など。ムリが効かないから、少しずつやるしかない。ほんとうに1日にワンパラグラフずつという感じ。きのうは3時半起きでやってたが、どうも最近はそういう早起きができない。

 iPodで80年代のプレイリスト聴いているが、118曲、8時間。追加したり、入れ替えたりして、飽きが来ないようにしている。で、長らく聖子を入れない80年代プレイリストだったのだけれど、↓これを入れてみた。

 

 

ある革命家の思い出 上(全2巻) (平凡社ライブラリー)

ある革命家の思い出 上(全2巻) (平凡社ライブラリー)

 

 


松田聖子 天使のウインク (1985)