ゴースト
アクセス解析を見てたら、ここ数日、何なんだ、という数の方がお越しですが、巨泉さんが亡くなられた関係ですかこれ。当ブログの過去のエントリーに飛んでおいでのようで。
以前にも書きました通り、アルバート・アイラーの登場を機に、ジャズ評論家を辞めてしまった巨泉さん。こんなのまでわかる振りは出来ない、というそのいさぎよさが好ましかったりもするけれど、やがてフリージャズは山下洋輔、坂田明といった才能たちの活躍によって日本にもごくふつうに根付き、その界隈から出てきたのが巨泉さんよりひと世代若い、同じ早稲田出身のタモリさんだ、というところが、面白いですわなあ。
あと、英語の使い手としての巨泉さん。これは、案外言う人が少ないけれど、日本テレビ『こんなものいらない』で共通一次試験の英語をアメリカ人に受けさせ、いかにその英語が時代遅れかを暴露したり…ということがあって、それを機にじっさい、共通一次試験の英語が劇的に改善された記憶があるけれど、どなたかきちんと記録されている方はいらっしゃらないか。