俺にはブルーズを歌う権利なんかない

どこにも所属を持たず仕事/勉強/読書を続けています。2008年、音楽についてメモ代わりに書くためにこのブログを始めました。

レッツゴーヤング


レッツゴーヤング オープニング⑥

Television has embraced Japlish with enthusiasm. One nightly baseball programme is called Ekusaito Naita(Excite Niter). Another popular programme of songs is called Reffsu Go Yangu(Let's Go Young).

 

The Story of English: Third Revised Edition

The Story of English: Third Revised Edition

 

 この本のことは前にも書いたか。80年代に放送されたBBCの番組の単行本。ぼくの持っているのは宇宙から見た地球が表紙になっているやつで、2002年の第三版となっている。

 現在こうした本が書かれるとしたら中国人の英語が大々的に取り上げられるはずだけれど、この本では日本への英語文化の侵入が取り上げられている。それはCoca-colonialismと表現され、和製英語はJaplishとなっている。そしてそのJaplishの一例として挙がっているのがなつかしいあの『レッツゴー・ヤング』。ただ、ここの個所、著者はたぶんtをfと誤記しているんだろう。だれか和製英語のあれこれを取材した担当者がいたはずで、そのもとのメモでは「レッツ」はRettsuと表記されていたのではないか。それが、どこかの段階で、上に引いたようなReffsuになってしまった。そうでなくてはおかしかろう。

 『レッツゴー・ヤング』の放送されていたころ。ほんと、いろんなことがあった。受験に向けた勉強が挫折した原因のいくつかは、生徒会とか何とか、ずっと憶えていたのだが、今ではもう、よくわからない。とにかく中学の時とくいだった歴史の知識をうんと発展させて世界史を制覇する予定が、ろくな参考書もなく、うまくいかなかった。当時はどうだったかわからないが、いま大きな書店に行くと、参考書コーナーに日本史や世界史の年号を語呂合わせで紹介する 学習書があって、「ははあ、これか」と、今さらながら買ってきて読んでいる。

 中学や高校に限らず、大学でも、社会人になっても、たいていの勉強は、明晰な参考書を手に入れられるかどうか、それで八割がた決まってしまう。それで、意欲が高いうちに予習してしまう。少なくとも自分の場合、うまくいった勉強はすべてそう。大学生でも、司法試験や公認会計士試験、公務員試験など、目標がはっきりしている連中は昔も今も、そうしているだろう。以下の本なども、自分の時代にあったとしたら、ずいぶん違ったはず。

 

民法がわかった

民法がわかった