『売られた花嫁』序曲
♪スメタナ: 歌劇「売られた花嫁」序曲 / イシュトヴァン・ケルテス指揮イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
札幌へ行ってきてやはりよかったことのひとつは、北24条から東に行ったところにある古本屋さんへ行けたこと。そこで買ったスメタナ『売られた花嫁』がすごくいい。
札幌も、中心街をちょっと外れると、住宅地/郊外が無限に続くかのような茫漠とした街にすぎないと言えばいえる。しかし、その中にポツンぽつんと、オアシスのような古書店があるというのは悪くない。
とくに、あの店にクラシック音楽のCDの棚ができていたのはとても気持ちがなごんだ。クラシック、あえて聴かないように、詳しくならないようにしてきた分野なのだけれど、5年前、そうしたガイド本のたぐいを買って、これから少し詳しくなってみるのもいいか…と思ったことがあった。あの時は結局、他の関心事があったので、それきりになったけれど。
今回も、くわしくないから、べつにどんなのを探していたとかはないんだけれど、スメタナ『売られた花嫁』三枚組を見た時は、すぐ棚から抜いた。これは買わなきゃという気がした。
あの古本屋、また行こうと思うけど、クラシック、急にわかろうと思って網羅的にあれもこれも買っても、結局聴かないだろう。歌ものがいいな。今は、これを繰り返し聴いて、それでけっこう満足している。
報告原稿、一日、200ワードくらい書いて、これで15分~20分くらいの発表にはなるんじゃないか。
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