俺にはブルーズを歌う権利なんかない

どこにも所属を持たず仕事/勉強/読書を続けています。2008年、音楽についてメモ代わりに書くためにこのブログを始めました。

My Heart Stood Still


My Heart Stood Still - Bud Powell Trio

 下調べのたぐいはきりがないので、四月一日未明から、報告原稿を書き始めた。

 発表会はまだずっと先だけれど、数か月など、なまけていたらあっという間に過ぎてしまう。去年ほど根を詰めることはできないが、とりあえず、手持ちの材料を並べていく。調べの足りないところは、その過程でおのずとわかっていくだろう。たった四日で、けっこう書け、何が足りないかも、見えてくる。

 この季節は、バド・パウエルやビル・エバンズが聴きたい。大事に大事に聴いているアナログ盤の『バド・パウエルの芸術』を息抜きにプレイする。昼間は10℃前後まで気温が上がるので、毎日が真冬日だったついこの間から比べれば、とても暖かい。それでも、四月から五月にかけては、思ったように春が来ず、寒いなあ…という日があるだろう。そんなとき、いつも毎年、こういうのを聴いている気がする。

 町の外へ出れば、まだ野山の半分は雪に埋もれている。しかし小川はもう雪解け水で増水し、どうどうと流れている。その岸辺にフクジュソウが咲き、朽ちかけた廃屋があったりする。ぼくにとっては宿命としての、冬であり、雪であり、北海道だ。

 

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