俺にはブルーズを歌う権利なんかない

どこにも所属を持たず仕事/勉強/読書を続けています。2008年、音楽についてメモ代わりに書くためにこのブログを始めました。

ビールは本当に天からの授かりもの


Smetana: Prodaná nevěsta/ Bartered Bride - "It's beer, it certainly is a gift from heaven"

 スメタナ『売られた花嫁』の三枚組CDの二枚目のあたま。いい曲だなあと聴き惚れている。小さなJBLが鳴ること鳴ること。こういうのはいいなと思う。

 歌詞カードがなく、歌詞はCDの一枚目に電子化されて入っているらしいのだけれど、まだ見ていない。でもこのタイトル、チェコのオペラらしいなあと思って。

 一度行ったプラハでは人並みにビールをしこたま飲んできた。チェコ語はできないから、英語、ドイツ語、そして嫌がられるのを承知のロシア語をチャンポンにしゃべったのが思い出。チェコ語をちゃんとやってから、また本を買いに来ようと思っているうちに、何年経ったのか。先日札幌で、チェコ文学の俊英をお見かけしたので、いかに自分がチェコ語とすれ違いを演じてきたか、一席打とうと思ったが、まあやめておいた。

 チェコへ行くことはもうありそうにない。そのかわり、北海道のこの辺は、たまに来客があると、「まるで東欧のようですね」などとお世辞とも何ともつかないことをいわれる風景・土地柄で、それで満足するしかないな。

 ただ、ビールは一滴も飲まなくなった。酒のたぐいは、もう一切飲まない。飲みたくもなくなった。自分のように人並みかそれ以下の能力しか持たぬ者が、酒のためにいかに多くの有益な時間を無駄にしてきたか。そんなこと悔やんだって、もう取り返しもつかないんだけれど。

 TVがいつもと違ったり、商店の早じまいがあったりして「あれっ」となるが、年度替わりなのだな。この冬は計画したことが半分くらいしか進まず、今日は釈明のメールなど書いて忙殺された。明日から、あんまり焦らず、しかし気を引き締めて、じょじょに立て直していく。

 

スメタナ:歌劇「売られた花嫁」

スメタナ:歌劇「売られた花嫁」

 

 

 

プラハの古本屋

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