俺にはブルーズを歌う権利なんかない

どこにも所属を持たず仕事/勉強/読書を続けています。2008年、音楽についてメモ代わりに書くためにこのブログを始めました。

雨の西麻布


雨の西麻布/とんねるず.cover duet by taka & makigon - YouTube

pacify v(pt,pp-fied) 1 calm or soothe the anger or distress of (sth): He tried to pacify his creditors by repaying part of the money.

 

profligate adj (fml derog) 1 recklessly extravagant or wasteful: profligate spending.profligate use of scarce resoures.

 80年代の話。

 為替相場を超円高に誘導し、直接間接にバブル経済を生じさせたプラザ合意が1985年。1983年発売の浅田彰『構造と力』が猛烈に売れていたのも84~5年あたりか。同じ浅田氏の『逃走論』は84年発売で、86年にすでに文庫になっているよう。そしてとんねるず『雨の西麻布』が85年。

 これが三十年前と思うと、懐か…もとい、感慨がありますね。当時、軽薄なサラリーマンライフを奨励するような機運があり、ぼくもそれにまぎれて生きていこうと、一時は思いました。でもある時、会社の飲み会で先輩に「『雨の西麻布』、歌いませんか?」と持ちかけたら、とんでもないという風にきっぱり断られました。「お前みたいなのとコンビだと思われてたまるか」みたいなちょっと断固たる断られ方で、一般の会社で、こういうふうに身を処していくのは自分にあってないんだろうか、と考えるきっかけの一つになりました。

 ニューアカデミズム、というのも今振り返ると軽薄な流行のように思われがちですが、当時、栗本慎一郎浅田彰今村仁司、といった著者の本は、きわめて真面目に読まれていたように思います。栗本氏の導入しようとした経済人類学なんか、ぼくは新古典派マル経を補完し、ひょっとしたらそれに取って代わるものとなるのでは、と思っていたので、現在、往年のような勢いがないのが残念でなりません。

 これらの著者を振り返ってきちんと評価を与える、そうした本はないのか。ないのだったら自分がやってもいい…などと白昼夢を見る7月最後の日。

 

幻想としての経済

幻想としての経済

 
幻想としての経済 (角川文庫 (5672))
 

 

 

構造と力―記号論を超えて

構造と力―記号論を超えて

 

 

 

逃走論―スキゾ・キッズの冒険 (ちくま文庫)

逃走論―スキゾ・キッズの冒険 (ちくま文庫)

 
逃走論―スキゾ・キッズの冒険

逃走論―スキゾ・キッズの冒険

 

 

 

暴力のオントロギー

暴力のオントロギー

 
暴力のオントロギー (1982年)

暴力のオントロギー (1982年)

 

 

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