フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン

 それからどこの学校へはいろうと考えたが、学問は生来どれもこれも好きでない。ことに語学とか文学とか云うものは真平御免だ。新体詩などと来ては二十行あるうちで一行もわからない。どうせ嫌いなものなら何をやっても同じことだと思ったが[…]

坊っちゃん (集英社文庫)

坊っちゃん (岩波文庫)

『坊っちゃん』の時代 (双葉文庫)

 　札幌滞在。『坊ちゃん』の話などもしたな。いつか自分が字にしたいテーマではあるのだけれど。

　帰りの日はぎりぎりまで粘るつもりでしたが、朝、図書館にいたら帰りの旅程やら土産物やらのことが気になってどうにも落ち着きません。そこで、早々に事務室へ行ってカード類を返却。汗まみれで札幌駅へ歩き、みどりの窓口でひと便早い切符に変更。ドトールで席を確保、アイスコーヒーを飲みながら、ああ今回はもう終わりだな…と寂しさと安堵感が。

　キンドルを出して『若草物語』の冒頭なんぞ読んで、小一時間いましたが、趣味の洋書ということなら、こんなんばっかり読んでいたいですけどね。姉妹のひとりがlibelとlabelを言い間違えるところなんて、うわあ可愛い。

　探していたけれど、一冊だけコピーを取り損ねた本があります。和書なので、買ってもよいのですが、買ってるときりがない…ちなみにこれね↓

神話・寓意・徴候

Jim Hall - "Fly Me To The Moon" (with Don Thompson ...