俺にはブルーズを歌う権利なんかない

どこにも所属を持たず仕事/勉強/読書を続けています。2008年、音楽についてメモ代わりに書くためにこのブログを始めました。

イン・ザ・スティル・オヴ・ザ・ナイト

 先日も紹介したオールディーズの3枚組『Cruisin' Story』、こないだ車の中で聴いてたら、音が飛ぶのね。その日の朝、へやのステレオで聴いたときは何でもなかったのに。

 ちょうど、大好きな曲、ファイヴ・サテンズの「イン・ザ・スティル・オヴ・ザ・ナイト」。いや、それまでとくにこれだけ飛び抜けて大好きだったわけでもないんですが…何度もリピートし、CDを読み込ませなおしたりしても、飛ぶんですね、この曲だけ。そうなると、余計、この曲が愛しくなっちゃう。

 CDを取り出してよく見ると、外側寄りに何か付着してます。ははあ、これか…ティッシュじゃ完全に拭き取れないや…晩に帰宅して、水洗いしてよく拭きました。CDデッキに載せたら、バッチリ解消。よかったよかった。

 この冬はブルーズ、などと粋がってましたが、ブルーズだけだと飽きてきて、もう少しバラエティのあるものが聴きたくなったりしますね。上記の『Cruisin' Story』だと、オールディーズという括りではありながらチャック・ベリーも入ってるしファッツ・ドミノも聴けるし、リズム&ブルーズごころも適度に満たされて大変よろしいですな。

 なかでもコーラス・グループがいいなあ。ぼくはドゥー・ワップのアナログ盤を研究心旺盛にコレクションするような人生じゃなかったですけど、こういうのだけ聴ければあとは何もいらない、というマニアの気持ちも、少しだけわかります。

 何よりも、ドゥー・ワップって50年代の音楽でありながら、同時に日本では80年代の流行でもあるわけで…そういう意味でも、こういう音楽、80年代のことを回想しながら過ごした今年に何となく合います。けさも5時から起きて聴いてました。

***********************

 今日は役所に行って紙切れにへのへのもへのを書いてくる日。でも、あらかじめ先日済ませてきました。毎朝かわら版屋さんが配達してくれる評判記をくわしく読んでいちおうまじめにやりました。


In the Still of the Night - Fred Parris and The Satins ...